2020年1月26日にFP(ファイナンシャルプランナー)2級を受験します!
いよいよ試験が今週末にせまったのですが、勉強しているうちにふと思ったんですね。
この試験って日本人全員が知っておくべき一般常識では
ないか?
「社会人になってFP2級を受験するのもどうか」という意見も見かけます。
たしかに受験料9000円も支払って貴重な日曜日を拘束されるのは苦痛ですよね。
FP3級を受験したときも受験料が無駄かもと思ったのですが、やはりお金まわりの勉強は役立ちます。
繰り返しますが、FPの知識は現実世界においてめちゃくちゃ大事です。
そもそもFPというのは基本的に次の6つの分野で構成されます。
FPを勉強しはじめたときはこう思っていました。
保険に加入していなければリスクマネジメントは不要でしょ?
年金なんて受給するのはまだまだ先だから勉強しなくていいでしょ?
大間違いでした。
「リスクマネジメント」を勉強していると、将来のリスクに備えて最適な保険の知識を与えてくれます。
何も知らなければ保険の勧誘員の言いなりになる可能性大です。
年金に関して何も知らなければ、老後資金の必要資金計算ができません。
「障害年金」と「遺族年金」の存在を知らずに年金保険料を払わないという選択をしてしまうかもしれません。
このようにFPの内容というのは「知っていれば得」というより「知らないと損」なのです。
極論をいえば、FPの最大の目的は「合格」ではありません。
「知識習得」の絶好のチャンスなのです。
最低でもFP3級レベルの知識をマスターしておかないと人生において損失は大きいかもしれません。
たとえ履歴書に書かない資格であったとしても、FP知識は意思決定の大きなツールとなりえるのです。
FP試験というのは午前の「学科試験」と午後の「実技試験」に分かれています。
なかなかの長丁場。
ただ、FP3級を受けたとき驚いたのですが、時間があまりすぎて多くの人がすぐに退室しました。
参考記事:【やや難化?】2019年1月にFP3級を受験した体験記。
「学科」でも「実技」でも問われる知識というのは一緒です。
ただ、個人的にFPの醍醐味は「実技試験」にあると思うのです。
なぜなら「実技問題」では、現実問題に対してFPの知識をどう利用するかシミュレーションできるからです。
いわば人生の予行演習です。
そういう意味では「FP協会」の問題ではなく「金財」の問題がおすすめですね。
私は「FP協会」の試験を受験するにもかかわらず「金財」の問題も解いていました。
いろいろなアプローチで知識を確認する意味合いもあるのですが、具体例で考えたほうが理解が早いからです。
余談ですが、問題設定の背景を見るだけでも楽しいですしね。
今、FP2級の問題集を解いているのですが、日本の世代間格差が如実にあらわれていて問題を解く手が震えています。 pic.twitter.com/FkyBmPoTrf
— ケンタ (@kentasakako) January 22, 2020
上の設問では「親の収入が1000万円で息子の収入が200万円」とか。
世代間格差がすごい……。日本が抱えている課題が見えてきますよね。
ということで、FPは稼げる資格ではないにしても勉強して損はないと思います!