FP1級を取得して2年。
具体的なアクションは下の記事にも書きましたが、今回ロードマップをつくってみました。
まず私の学習過程を述べます。
【わたしのFP1級合格ロードマップ】
年月日 | 学習内容 |
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2020年10月20日 | LECのFP1級DVDセットを購入 |
11月7日〜12月初旬まで約1ヶ月間 | A4のコピー用紙でDVDで論点をまとめる。 |
12月16日〜2021年1月19日まで約1ヵ月間 | ノートで過去問を解く。 ノートを上下に分割して、上部に解答、下部にポイントまとめ |
1月20日〜1月23日まで4日間 | ノートを使って総まとめ |
2021年1月24日 | 本試験 |
こうして見ると、特別なことはしていないですね。
当時はすでに宅建士とFP2級に合格しており、FP1級は実質的に3ヶ月で一発合格したことになります。
その間に重視したのは2つ。
「学習計画」と「勉強方法」です。
学習プラン立案のポイントはこの3つです。
前述のように宅建士を取得していたため、「不動産」と「相続」の知識はありました。
そのため、FP6科目のうち1.5科目は免除されているような感覚でしたね。
このように自分の得意科目があれば、その関連分野をどんどん攻略すると楽です。
不動産営業のかたであれば「不動産」をフックにして「タックス」「相続」を攻略!
保険セールスのかたであれば「リスク管理」をフックにして「タックス」「ライフプラン」を攻略!
税理士のかたであれば、「タックス」を武器にして「ライフ」「相続」「不動産」「リスク」「金融」を攻略!
税理士、有利すぎるやん!
各分野には以下のような相性があるので、シナジーを意識しながらの学習が効率的なのです。
詳しくは以下の記事で説明しています!
一日のなかで勉強に使える可処分時間を把握しておきましょう。
例として、電車通勤している会社員の友人をイメージします。
私が勉強に使える可処分時間は「電車内や移動中」「昼休み」「帰宅後に自宅」かな。
なるほど。
FPは6科目も教科があるので、全科目を一気に学習するのは大変ですよね。
そこで、勉強時間を3分割して3科目ずつ勉強するというスタイルを提案したいのです。
名付けて「3分割勉強法」!
私はいま行政書士の勉強中ですが、
この「3分割勉強法」を取り入れています!
この学習法では1日に3コマの勉強枠を設け、時間と場所を変えながら並列的に学習にとりくみます。
複数科目を学習するときに超おすすめ!
1コマの勉強時間はどれくらいがいいの?
いい質問ですね!
一般的に「ポロドーモ勉強法」が有名でして、25分が集中力を維持できる最長時間といわれています。
個人差もありますが、だいたい30分ほどでいいと思います。
わたしのケースは「朝読書は25分。昼読書は15分。資格学習は30分。」
というように内容によって枠時間を変えています!
3ヶ月とはいえ、継続して学習するのは至難の業。
そこで、自分独自のモチベーション維持方法を研究しておきましょう。
私の場合、目標を達成するために「ひとり合宿」を不定期に実行しています。
また、余白も大事。
最初からガチガチに予定を立ててしまうと予定通りにいかなかったときに変更が難しくなります。そのため、あらかじめバッファ(余白)を盛り込むことをおすすめします。
バッファがあると、仕事と勉強の時間を柔軟に調整できます。
9月の試験までどんなスケジュールを立てればいいですか?
OK!
あと1ヶ月半で本試験なので、「私ならばこう勉強する!」というスケジュールをざっくり作成してみました。
6週間前ということで週次で立案してみました。
ここでの注目点は「2週間に1度予想問題集を解いてみる」ということです。
市販の予想問題集(TACやLECや大原など)を2週間に1度のペースで解くことでマイルストーンをつくるのです。
「予想問題集」は資格学校に格安で問題予想をアウトソースしたような成果物です。
ぜったいに一度は解いておきましょう!
進捗確認にもなりますし、今の実力や欠点を再認識できるメリットもあります。
応用編のほうが簡単なので、
「応用編」→「基礎編」の順番で両方解いてみるのをおすすめします!
あと1ヶ月半、頑張りましょう!