このシリーズでは、クリプト初心者がNFTをゲットするまでの試行錯誤をお伝えしています!
前回はOpenseaというNFTマーケットプレイスについて少し理解しました。
Openseaはメルカリと似ていると思いきや、別のルールでしたよね。
前回記事:はじめてNFTを買うまでの物語(第4話)「Openseaでオークションに参加してみたが買えなかった理由とは?」
さて、今回が最終話となります。
はたして私はNFTを入手することができるのでしょうか?
前回まで「Banana Club」というシリーズからNFTを選んでいましたが、買える範囲のNFTがなくなったためもう一度探してみました。
そして、私が選んだNFTはこちらになります。
手持ちのETHが0.6ETHでしたので、その予算内で探した結果こちらにしてみました。
犬のNFTのようですが、ピクセル画像でkawaiiですよね。
SHIBA犬なのでドージコインでないと購入できないのかなと思ったのですが、普通にOpenseaからイーサリアム(テスト版)で購入できそうです。
ここから、前回同様のプロセスで購入していきます。
ただし、オークション形式やOffer形式ではすぐに購入できないので、今回は「BuyNow」で購入します!
このあたりは前回の記事をご参考にしてくださいね。
参考記事:はじめてNFTを買うまでの物語(第4話)「Openseaでオークションに参加してみたが買えなかった理由とは?」
まずは「Buy now」ボタンをクリックします。
以下のポップアップがでてきて「Openseaではこのコレクションをレビューしていない」という免責事項が表示されます。事前に購入予定のNFT情報はチェックしておきましょう。
つづいて、Checkoutです。
購入情報に間違いなければ「Confirm checkout」をクリック。
つぎにGas fee(ガス代)がでてきます。
ガス代とは、ざっくりいうとブロックチェーンを使用する際の手数料のことです。
前回の記事でも述べたように、テスト用のネットワークでもガス代はかかります。(テスト用なので無料ですけどね。)
「確認」をおすと、ついに「Your purchase is processing」!
初めてこの画像にたどり着いたとき、ドラクエではじめて宿屋にとまったような感動を思い出しました。
私は「ファミリーコンピューター」のドラクエで復活の呪文をノートに書き留めていた世代です。
ここでこんな疑問が。
本当にNFTがゲットできたのかな?
前回は失敗したので、疑心暗鬼になっていますね……
ここで「Eatherscan」というイーサリアムの取引詳細が見られるサイトがでてきます。
ハッシュやBlockには文字式が羅列されていますが、概要を知るには「From」「to」「Value」「Gas Price」くらいでOK!
以下のような情報が表示されていますね。
今回は、0.01ETHを送金して1.5Gweiのガス代がかかったことになります。
(ETHのガス代には「Gwei」という単位も使うようです。)
念のため、Openseaでも確認してみましょう。
Openseaの画面に戻って、「Transfer(移転)」の欄をみると「To」に「you」が表示されていることがわかります。
おお、To にyouが!
you って「私」なのかな?
さらに念のため自分のプロフィールを確認しておきましょうか。
おお!「Collected」のタブに先ほど購入したNFTが表示されていますね。
これで、たしかにNFTを保有していることが確認できました!
過去5回の記事にわたってテスト版NFTを購入するまでのプロセスをお伝えしてきました。
今回、感じたことを2つ述べてみます。
NFTって誰でも簡単にゲットできるかと思いきや意外と難しかったです。
その理由として思い浮かぶのは以下ですかね。
今回はイーサリアム(ETH)という暗号資産を使って購入しましたが、日本円にしかなじみのない方にとっては感覚がつかみにくいかもしれません。
とくに初心者のかたはテスト環境で一度NFTをさわってから、購入することをおすすめします。
参考記事:はじめてNFTを買うまでの物語(第1話)「まずはテスト環境でNFTを買ってみよう!」
これはNFTに限らないのですが、事前にポートフォリオのポリシーを決めてからNFTに投資しましょう。
残念ながらNFTや暗号資産のマーケットはまだ未熟です。
法規制も整備されていませんし、価格操作しやすい環境にあるため、注意深くなる必要があります。
原則としてこの市場に投資する場合は、できるだけポーション(投資割合)は低めに設定しておきましょう。
個人的な感覚としては……
これからトークンやDAOの時代がくるでしょうから、今のうちに軽くNFTに触れておくといいと思いますよ!