いま、NFTという未知の領域に挑んでいる最中ですが、ようやくNFTについての最低限の知識を得ました。(まだレベル低いけど……)
参考記事:はじめてNFTを買うまでの物語(第3話)「OpenseaでNFTをオファーするまでを実況中継してみる!」
今回は「Opensea」というマーケットプレイスで実際にNFTを購入してみようと思います。
テスト版のOpenseaで「BANANA Club」を物色して、どのNFTを買おうかと選びました。
よしこれを買おう!
私が選んだのは「Game BANANA」というNFTです。クリプト系のマナブさんがCreateした作品ですね。おためし用なのでどれでもよかったのですが、とりあえず価格とデザインで決めました。
手持ちのETHの範囲内ではオークションで買えるNFTはこれしかなかったのです……
ここで、前回行ったように「Place bid」を押して、ETHからWETHに変えてから入札します。
もう一度言いますが「WETH」というのがポイントです!
オークションに参加するには、いちど「ETH」をラッピングしなければいけなかったんですよね!
今の入札価格は0.0122ETHなので、これより上の価格を設定しましょう。
0.0128WETHで入札されました!
Offers欄の最上位のBidをみると「From」 が「you」になっていますね。
これでOfferされたことがわかります!
かるく感動!
ところが……ちょっと思いがけない展開になりました。
私はある誤解をしていたようです。
てっきり「最高値をつけた買い手がかならず入手できる」と思い込んでいたのです。
ヤフオクと同じ仕組みだと考えていたのですね。
オークション期限時点で最高値をつけたもの勝ちだと。
今回のケースでは、2月8日の5時32分にオークションが終わります。
その時点で競り勝てばお目当てのNFTを入手できると思っていました。
そのため、必死で入札を繰り返していました。
私より高値が入札されたら、その都度、私もさらなる高値を提示する。
そのくりかえし……
さらに高値をつけてNFTを手に入れるんだ!
そう意気込んで、待ち構えた2月8日の5時32分。
ついに私が最高値になったのです!
ところが、たしかに私が最高値だったはず……ですが、NFTは送られませんでした。
なんでだろう?
ここで調べてみると、OpenseaでNFTを買うには次の3つの形式があります。
私はOpneseaのオークションルールをほぼ知らずに入札していたようですね。
そのルールとは、「オークション形式」でも「オファー形式」でも最高値だからといって自動的に落札できるというわけではないということ。つまり、売り手がAccept(承認)しない限りNFTの権利は移転しないようです。
売り手にもNFTを譲るかどうかの選択権があるんだ……
Openseaというのは売り手が買い手を選ぶこともできるマーケットプレイスなので、必ずしもお金を出せばNFTを獲得できるわけではないのですね。
勉強になりました!ここで学んだレッスンはこれ。
さて、手持ちのETHでは「BANANA Club」で購入できるNFTはなさそうなので、別のコレクションを探してみることにしてみました。Testnetにもまだたくさん作品はありますからね。
次回は最終話!:はじめてNFTを買うまでの物語(最終話)「初心者がNFTを獲得した感想を告白する」