先週、わたしは「ビットコイン」と「イーサリアム」を一部売却しました。
なぜ売ったの??
今回は、それを説明しますね。
売却方法については、「販売所を使う」「雑所得として申告する」といった基本的なことばかり紹介されています。しかし、実際に売却してみて本当に大変だったと感じたのは、別の部分にあります。
それが「取得単価を計算する」という作業です。
「仮想通貨」の売却益を正確に申告するには、「いくらで購入したか(取得単価)」をきちんと計算する必要があります。計算方法には、以下の2つがあります。
ここで確認しておきたいのが、国税庁の通達です。
原則として、①の「総平均法」を使用することが定められており、②の「移動平均法」を用いる場合には、事前の届出が求められるのです。
→ 詳細は国税庁のページ:こちら
とにかく、仮想通貨の売買には所得税の知識が必須です。
仮想通貨投資は本当に頭脳の総力戦。
3年前に仮想通貨の運用を始めた時も、ビクビクしていましたし。
関連記事:クリプト初心者だけど、DeFiを始める前に「レンディング」をやってみようと思う。
さて、実況で手順説明をしておきます。
わたしは一定の「ビットコイン」「イーサリアム」をCoincheckの「レンディング」に預けていました。
そのため、まずはそれらを「取引口座」に移す作業からスタート。
次に、取引画面で売却希望額を入力します。
このときに重要なのは、「販売所」ではなく「取引所」を使うということ!
販売所を使うと「スプレッド(手数料)」が大きくなり、売却価格が不利になるため、自分で「指値」を設定して取引すること激推しです。
関連記事:【図解】ビットコイン(暗号資産)を買う前に「取引所」と「販売所」のちがいは知っておくべき!
取引画面は次のような感じです。
今回は、現在の価格(たとえば15,127,638円)より少し高めの「15,160,000円」で売り注文を出しました。保有ビットコインのうち0.05BTCを「売り」で注文!
約2時間後、注文は無事に約定しました。
ただ、その後ビットコイン価格は上昇し、「15,460,000円」に達していました。
投資というものは、そういうものです。
尻尾はくれてやりましょう。
さて、なぜこのタイミングでビットコインを売却したのか?
人によっては、「これからもっと上昇基調に乗る」と判断する投資家もいますし、足元ではまだ高値圏を推移しています。
仮想通貨の利益は「雑所得」として総合課税されます。
「ビットコインを売ると55%も税金がかかる」といった話をよく目にしますが、いやいや、それは「高所得者」に限られた話です。わたしのような低所得者の場合、税率は5%にとどまります。
将来的には分離課税(20%程度の税率)となる可能性もありますし、利確は今のうちです。
要するに、所得が少ない今のうちに利益を確保しておく方が税制面で有利という話です。
今年の9月に「スペイン旅行」を予定しています。
ぶっちゃけた話、必要な費用は概算で約116万円です。
でも、ROIは2倍を目指す!
現金が不足する状況が予想されるため、一部の仮想通貨を換金することにしました。
仮想通貨は価格の変動が激しく、リスクも高い資産です。
そのため、保有比率を少し抑えて、ポートフォリオ全体のリスクを下げておきたいと考えました。
今はリスクオフ。
年齢的にも、少しずつ「資産の整理」や「相続」について意識を持つようになりました。
が!
それよりも懸念しているのは、私が万が一のとき、家族の誰もがクリプトを引き出せない可能性があることです。キーフレーズは控えているのですが、はたしてウォレットからビットコインやイーサを移動できるかどうか……。
家族に聞いてみると、ちんぷんかんぷんのようでしたので、
今のうちにポジションを減らさないと、と。
みなさんも念のため確認しておきましょう。
意外と盲点になっているかもしれませんしね。
この視点からも、一部の仮想通貨を現金化しておくことが適切だと判断したのです。
「この上げ相場なのに、今ビットコインを売るなんて馬鹿じゃないのか?」と思われるかもしれませんが、私としては納得の利確。
まだビットコインとしても残していますし、もう一度コツコツ積み上げます!
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