ハローワークでは離職者に対していろいろなサポートを提供しています。
前回は、あまり知られていない「広域求職活動費」という施策についてご紹介しました。
関連記事:遠距離就活では必ず利用すべし!「広域求職活動費」の完全ガイド(概略編)
今回はその「広域求職活動費」の具体的な申請方法などをシェアしたいと思います!
まず、どのような流れで申請するかをみてみましょう。
それぞれの段階でどのような書類が必要になるかは私の事例とあわせてご説明しますね。
まずはこちらをご参照ください。

これに沿って、順に解説してみます。
ハローワークによって窓口が異なるかもしれませんが、私のケースは以下のとおりでした。
手渡された資料でには、「広域求職活動指示書が必要」との記載がありましたが、私の場合は不要でした。
かわりに「広域求職活動費支給申請書」が交付されました。
ハローワークの手続きはケースバイケースですので、
各自で職員に確認してくださいね!
ここまで、ハローワークから渡された書類は次の2点になります。

支給申請書については自分で記入する欄がありますので、各自で記入しておきましょう。
また、「広域求職活動面接等訪問証明書」については事業主による記入項目があります。
なので、面接時にはこの書類は絶対に忘れないようにしましょう。
次は現地での面接です。
遠方での面接ですので、いつもと勝手が違うかもしれませんが落ち着いて面接に挑みましょう。
その際、「広域求職活動面接等訪問証明書」を持参して企業側に提出しましょう。
そうそう、書類には「社印の捺印」が必要となります。
なので、「面接時にハローワークの書類に記入してほしい」ということを事前に伝えておくとスムーズです。
私の場合、面接前に渡して面接終了時に記入済の書類を返却していただきました。
また、400kmを超える面接の場合は宿泊費も支給されますが、先述したように、「距離」を基準にして計算するので、基本的に領収書は必要ありません。
わたしは、念のため宿泊したホテルの領収書はもらっておきました。
領収書発行は無料なので、宿泊した証拠として一応もらっておきましょう。
面接が終われば、以下3つの書類をハローワークに提出します。
注意点は期限です。
面接日の翌日から10日以内にこれらの書類を提出しないといけません。
コツとしては、「広域求職活動面接等訪問証明書」の企業欄記入を面接終了時にもらうようにすれば、比較的早くハローワークに提出できます。
また、支給申請書には個人の捺印が必要になりますので、こちらも忘れないようチェックしておきましょう。
必要書類の提出後、郵送で「雇用保険受給資格者証」と「広域求職活動費支給決定書」という書類が送られてきます。決定書の送付までだいたい2週間ほどかかりましたが、その数日後に指定口座に決定金額が振り込まれます。
振込金額を確認して終了です!
で、結局いくら支給されたの?
さすがに細かい金額までは公表できませんが、一つだけお伝えできるとすれば実費よりも多く支給してもらえました。
そして、「決定書」では、その明細がわかります。
広域求職活動費の金額は次の4区分に分かれていました。
このうち「航空賃」については実費でしたが、そのほかは面接場所との距離で決まってくると思われます。
ただ、「鉄道費」については2度とも同じ市町村で面接を受けたのに金額がかなり異なっていたので、計算プロセルについてはいまだ謎のベールにつつまれているところもあり。
おそらく管轄のハローワークと現地のハローワークとの距離で計算されていると思われますが、遠いほうの鉄道費のほうが安かったりしたので、計算式が不明でした……
最後に、この制度についての私見を述べて終えたいと思います。
2020年に端を発したコロナによる影響で、オンライン面接も主流になりました。
ただ、私見ではこの制度のハードルはどんどん高くなると思われます。
雇用保険財源が逼迫したり、財政の見直しで予算が削減されたりする可能性は十分考えられます。
さらに、令和8年には制度改定がありました。
なんと、受給回数に制限が加えられることとなったのです。

先のことは読みにくいですが、制度は使えるうちに使うべし!
遠方での就活をかんがえている方はぜひ活用しましょう。
