行政書士試験、やっと合格!
今振り返ると、修練と苦難の2年間でした。
この修行の日々を10の時期に分けて振り返りました!
刻みすぎやろ!
多少長くなりますこと、あらかじめ謝罪しておきます!
2022年、行政書士試験への第一歩として、通信講座の教材を購入。
コスパ高い学習を心がけるも、これが仇になる……。
行政書士試験を目指すべく2022年8月10日にメルカリで中古のテキストを6,680円で購入!
(通信講座のフォーサイトのテキスト類)
2022年11月にお試し受験を考えるも内容の難解さに圧倒され、断念。
一度諦めることにする。まったくもって歯が立たないと思った。
心機一転、学習をスタートする!
宅建士で学習経験のある「民法」のテキスト読み込みからスタート。
でも、行政法がまったくわけわからん!
試行錯誤しながら5科目を同時進行しながら学習する。
使用していた「フォーサイト」の教材では理解できないため、市販テキストを購入。
この時期の進捗は以下のとおり。
- 1月23日:行政法・民法の問題集を開始。
- 1月29日:憲法の学習開始。
- 2月14日:商法・会社法の学習開始。
- 2月24日:基礎法学の学習開始。
- 3月1日:一般知識の学習開始。
- 3月6日:行政法の問題集スタート。
- 4月10日:行政法の問題集終了。
- 4月23日:会社法・基礎法学の問題集スタート。
- 5月5日:一般知識の問題集スタート。
- 5月19日:フォーサイトの教材終了。
- 5月21日~6月9日:民法の補強
「行政法」の独学が難しかった……。
とにかくイメージがわかない。
2023年6月~10月は、ただひたすら問題演習と模試にチャレンジしました。
この時期から「行政法」「民法」「その他」の3セクションに分けて、毎日この3つの分野に取り組む。
8月~9月までは過去問演習。徹底的に解く。
過去5年分の問題を3回転し、バランスよく学習を進めようとする。
9月に初めて模試を受けるも、時間が全然足りず驚く。
時間配分の重要性を痛感しました。
10月はLECの模試ヤマ当て模試を2回受験し、得点がとれるようになる。
「合格射程圏かも!」と自惚れる。
これ、あかんやつです。
参考記事:【行政書士試験まであと1週間】模試の結果をさらしつつ本試験の時間配分を考えた。
2023年10月~11月は初めての追い込み期。
この時期にやっと判例の重要性を再認識し、10月16日に判例集を購入。
本当に、遅すぎ。
そう!
「判例集の購入が遅すぎたこと」がこの年の最大の反省点よ。
手応えはあったのですが、憲法と基礎法学がまさかの全敗!7問全て不正解!
自己採点で手が震えた。久々に茫然自失。
関連記事:【行政書士本試験ひとり反省会】ボーダーラインギリギリアウトか?わたしの試験解答を公開します
2023年11月13日~1月30日の約3ヶ月近くは合格発表をひたすら待機。
ボーダーラインギリギリのため、記述の出来を後悔する不安な日々。
悶々としても仕方ないので、宅建の作図方法をまとめたKindle本を2冊出版。
関連記事【Kindle本】「宅建士合格のための最強作図トレーニング(基礎編)」のご紹介
不合格……。
「不合格」という結果よりも「178点というギリギリアウトの点数」に大きなショックを受ける。
関連記事:【行政書士試験の結果】「178点は合格から一番遠い不合格だ」と思う。
2024年2月から再び勉強を開始。
しかし、自身の理解の浅さを痛感する。
そんな2024年2月末に母が脳梗塞で倒れ、4月まで姫路と千葉を行ったり来たりの日々。
4月に亡くなってしまい、悲嘆に暮れる。
母の死を乗り越えるべく、ふと、6月にアーユルヴェーダ旅を思い立ち、2週間スリランカ滞在。
くわしくはKindleにまとめました!
47歳おじさんがスリランカでアーユルヴェーダをやってみた: 15日間の体験記
スリランカから帰国し、ようやく気持ちが吹っ切れる。
そして、6月中旬に本格的な学習をリスタート!
行政書士の科目を前年同様3つのセクションに分け、基礎から学び直し。
2年目に工夫した点はおもに次の2つ。
市販の教材では限界があるため、専門学校の教材も活用することにする。
とにかく、自分の弱点分野の学習方法はガラッと切り替えよう!と。
7月にLEC横溝先生の「56点アップ道場(憲法)」を購入し、動画講義をひたすら視聴。
その後、「商法・会社法」「民法」も購入し、動画をベースとして知識を整理。
自分でカバーできそうな「行政法」「基礎知識」は購入せず。
7月~8月は記述式問題の強化に取り組みました。
前年の反省からこう痛感したのです。
記述対策なくして合格はあり得ない!
記述対策を通じて総合的な理解を深めようとしました。
そこで、この年は勉強方法を大幅に変え、記述問題に重点を置きました。
私にとって、「記述対策」は「択一対策」を兼ねていたのです。
9月から模試を受験し、最終調整を図ります。
2024年は次の3つを受験。
しかし、1年目とは打って変わって尻下がりに点数が落ちる。
勉強すればするほど試験スコアが伸びない「謎のスランプ」に陥り、焦りまくる。
関連記事:行政書士の勉強をすればするほど得点できなくなる「直前期謎スランプ」について
ここまでくると新しい教材にはもう手を出さない。
これまでの整理ノートと予想問題集・模試、「56点アップ道場」のレジメを使って反復復習する。
ただ、この時期は精神的にすごく繊細になっており、プレッシャーが強くなる。
11月10日の本試験まで病気も怪我もしないように細心の注意を払う。
1回目の受験では想像できなかったプレッシャーよ……。
また、「試験時間」もわたしにとって最大級の問題点。
わたしは朝3時台に起きるため、試験時間帯(13時〜16時)にマックス眠気が襲ってくるのです。
パフォーマンスを発揮できるよう、生活リズムを整えようとする。
ベストは尽くした。
2025年1月29日までは恒例の合格発表待ち。
自己採点では択一問題で172点。記述問題で8点とればOKという安全圏。
比較的余裕はあるも、「ひょっとしたら……」という不安要素を抱える。
結局どんな点数でも、確実に結果が出るまでは安心できない!
関連記事:「行政書士の受験生が合格発表までの79日間をどう過ごすべきか」問題
おそるおそる行政書士試験センターのサイトで合格発表を確認する。
自分の番号を発見し、合格を確信。
しかし、まだ何が起こるかわからない。
合格通知がくるまでは疑心暗鬼の心持ち。
合格通知が到着し、やっと合格を実感する。
得点は194点。
思いのほか記述式問題の出来が悪くて、「あの出来で200点いかないのか……」と反省する。
でも合格したから、いいよね。
2年間の挑戦の末、なんとか行政書士試験に合格できました。
その間、 私生活においていろいろなことがあり、勉強の専念が難しい時期もありましたが、周囲のご理解、ご協力のおかげで完走できました。
40代で資格試験への挑戦は決して当たり前にできることではありません。
家族や健康などいろいろな問題が降ってくる年代です。
これからわたしは独立に向けて準備していきます。
身近な人やわたしを必要としてくれる人に尽くせるようがんばります!
引き続き宜しくお願いいたします!
【関連記事】 今から6年前!宅建士合格までの道のりです。
ココナラで「FP個別相談」「勉強相談(プランニング、方法など)」を受けたり、電子書籍を書いたりしています。
Kindleでは、「FP問題集」や「宅建士の作図テキスト」「スリランカへのアーユルヴェーダ旅行記」、「睡眠薬の断薬ストーリー」などを出版中。
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