宅建士の試験が終わってなんか気が抜けたよ。
それはもったいない……
宅建士を受験した人はすぐさま翌年1月のFP受験にトライしたらいいと思うのですよね。
そもそも宅建士の本試験は10月なのですが、結果発表が12月初旬なんですよね。
合格ボーダー近辺だと約40日間も合否を気にしないといけないという生き地獄。
関連記事:宅建士試験で合格ボーダー近辺の私は1ヶ月も生殺し状態。【2019年秋】
個人的な所感ですが、宅建士試験の歪みきった問題を乗り越えたあとFPの試験問題を解くと難易度の違いに驚きます。
たとえると「プロ野球の打者が絶好調のとき、ピッチャーの投球がとまって見える」という感じ。
問題を解いているときに選択肢の正誤が透きとおって見えるような感じです。
宅建士のときはこんな状態にならなかったんですよ。
2択まで絞れるけど最後の1択を決めかねないというモヤモヤした感じがあります。
FPの場合、特に3級は20時間ほどを費やせればクイズ感覚で解けるはずです。
現に私は50時間ほどでストレート合格しました(勉強しすぎ、効率悪すぎという説あり)
関連記事:FP3級に一発合格!次に狙う資格は何がいいのか問題
今はFP2級の勉強をしているのですが、野球でいうと「球がとまって見える状態」。
特に多くのFP受験生が苦しむ「不動産」の分野は宅建士受験生にとってアドバンテージになるんですよね。
不動産の10問のうち8割は余裕でとれます。
じつは宅建士とFPというのはとても相性がいいんですよね。
勉強内容が重複する部分が多いからです。
FPの科目は次の6科目となっています。
この中で宅建士の試験範囲でカバーしているのは「不動産」と「相続」と「タックスプランニング」の一部です。
宅建士をまじめに勉強していれば「不動産」分野は問題集を一回転していればOKかなと思います。
とくにFP3級の場合は1時間くらい復習すれば大丈夫!
不動産分野の対策は不要。
このように宅建士とFPの重複する分野はだいたい4分の1を占めます。
FP2級の勉強時間もかなり削減できます。
ざっくりとこんな流れ。
勉強の習慣もついてきたので、完全独学で試験対策に取り組めています。
もし独学で不安がある場合は、さくっとオンラインの通信講座で勉強しておくのがおすすめ。
スマホで勉強できます。
すきま時間に勉強するのに大きなアドバンテージとなる「スタディング」 を試してみるのもいいでしょうね。
難易度の高くない資格はスマホでさくっと勉強するのがスマートです。
個人的にはFP技能士の醍醐味は「タックスプランニング」にあると思います。
税制を理解していることを前提として「年金」「投資」「保険」の提案が成り立つのです。
あと、試験対策上もタックスプランニングから派生している問題も多いので、所得税を中心として法人税、相続税について知識を深めると得点しやすいですね。
最初はあくまで「所得税」が最優先!
FP2級は資格としてもそれほど難易度が高いわけではなく、特に独占業務があるわけではありません。
ただ、FPの知識は生きていく上で決してムダにはなりません。
お金について体系的に学ぶよい機会です。
せっかく宅建士の勉強をしたのであればついでにFPも勉強しておきましょう。
きっと相乗効果を実感できるはずです。
ぜひ拙著もご参考に!
多くの宅建士受験生が苦手とする「権利関係」。
「権利関係の14問が合否をわける!」といっても過言ではないほど重要なジャンルです。
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「基礎編」では「12の作図ルール」を紹介しています!
基本的な作図パターンをトレーニングしましょう!
「応用編」では「債権」「物権」「賃貸借」という宅建士の頻出パートを図解しています。
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