千葉県市川市のFP1級のひとりごと

宅建士試験で合格ボーダー近辺の私は1ヶ月も生殺し状態。【2019年秋】

一昨日(2019年10月20日)に行われた宅建士の本試験。

当日の模様をブログでも振り返りましたが、正直なところ去年よりも自信があったのですよ。

関連記事:【最速報】2019年宅建士試験を振り返ると「けだし」問題が。

文面からしても、もはや合格を確信した雰囲気をまとっていますよね。

しかし、この後事態は急転します。

まさかの点数に手が震える。「こんなに間違えているのか」

試験当日の夜に満を持して自己採点にとりかかりました。
自宅では落ち着かないので近くの喫茶店で。    

令和元年宅建士自己採点で合格ボーダーギリギリ

しかし。
手が震えました。事態が急変したのは問6から。

連続して×がつきます。
あ、あれ?

民法、あんなに勉強したのに大量失点している。
今冷静に考えればわかるんです。

たとえば問8の請負の問題にしても確実に「2」なんですよ。
受験生ならば絶対に落としちゃいけないし、落としようがない問題なんです。
そして私も平常心なら「2」を選んでいるはず。でもなぜか絶対に選んじゃいけない「4」をマークしている。

これが本試験の魔力です。

続く法令もかなりの出血状態……。
採点の途中から声が出てしまいました。
周囲からすると異常者にうつるでしょう。
でも、この1年半もの期間かなり勉強してきたのです。

許してください。
そして、全ての設問を自己採点した結果、14もの×がついていました。   え?  

今年のボーダーは37点の可能性が濃厚、なのか。

50−14=36。

この引き算はさすがにケアレスミスしないです。

50−14=36。

何度やってもこの計算は間違えはない。

つまり、私の今年の点数は36点という結果となりました。
繰り返しますが、本試験後はけっこう自信があったのですよ。

現時点での全ての力を出し切った感があって。
もちろんヤマはほとんど外れましたが、それでも精一杯頑張った。

で、その結果36点なんですよ。
しばらく現実を直視できずに茫然としました。

足から力が抜けてしまい、立ち上がることもできず。

そこで気になるのが合格ボーダーです。
果たして今年のボーダーは何点か?
Twitterで必死で検索してみると、今年もなんと37点という可能性が高いとのこと。

たしかに、ツイートを見るかぎりでは37点と36点がかなり多く、どうやら15%という合格率を考えるとやはり37点のような気がします。 ああ、あの試験内容のレベルで37がボーダーなのか。
どれだけ受験層のレベルが上がったかということです。  

合格ボーダーが気になって仕事が全く手に付かない。

もう絶望の中、とりあえず試験当日は就寝しました。
ほとんど寝ていない中、朝からスタバで追い込みをして、本番は極度の集中力を使ってしまったので、ヘトヘトですからね。ブログまで更新していますから。

で、試験翌日の2019年10月21日。

「宅建士の勉強」という日々のルーティンから解放されて、抜け殻状態。

しかも、宅建士の不合格がまだ決定していないというのがかなりネックで、合格ボーダーが常に気になってしまいます。

仕事になりません。仕事が手につきません。

というか、私そもそも不動産関係の仕事ではないので宅建士試験に拘泥しなくてもいいのですが、やはり今後の選択肢をなるべく多く残しておきたいのです。
恥をしのんで言うと、1年半で600時間も勉強したのです。恩赦をお願いします。


関連記事:不動産業界と関係ないのに、宅建士の資格に挑戦している5つの理由


さて、試験当日は37がボーダーと言われていましたが、一日経つと意見が割れていました。
36という説も上がってきたのです。

たしかに、去年よりは業法の個数問題も増えたし、権利関係も少しだけ難しくなったと思うけど、こればかりは本当に分かりませんね。受験生の母数も増えていますので、それだけ受験レベルも上がったと見れますし。本当に分からない。

よく言われますが、宅建士は1点の重みがすさまじいのです。
合格ボーダー近辺には1点で何万人もいるわけですから、1点とれれば全然事情が違うんですよね。


ボーダーの処罰は「12月4日まで生殺し状態」の刑。

ただ、去年とは違う。
去年はボーダーのはるか下だったんですよ。
ボーダーが37点のところ32点しかとれなかったんです。

でも今年はボーダーです。
ま、この状態では明らかに不合格なので諦めもついたのですが、これがボーダー近辺だともう生きた気がしないです。生殺し状態。

そう、合格ボーダー近辺だとこのどっちつかず状態が1ヶ月以上も続くんですよ。
12月4日の合格発表まで待たないと合否が判明しないという。

理性で考えると、いくらやきもきしたとしても点数は変わりません。
点数は変わらないのであれば、いくらボーダーが何点であろうともう過ぎたことなのだから運を天に任せるしかないんです。

理性では分かっているのですが、それでもボーダーが気になって仕方ない。
だって、人間だもの。

だから、やはり40点以上とれないと安心して発表日まで迎えることができないんです。
宅建士はもはやそういう資格なのです。

何十年前は35点とっておけば安心というレベルでしたが、今はそんな時代ではありません。
宅建士は法律系のエントリーレベルの資格とはいえ、国家資格であり、独占業務を担っているのでそう簡単には取らせてくれませんよね。

あと、「宅建士なんて100時間で取れる」とか「宅建士なんて日東駒専レベル」とか「宅建士レベルで600時間も勉強するなんてちょっとどうなの?」とか言ってマウントとる人もいますが、もう全力でスルーします。

なにしろ、去年はボーダーのはるか下だったのが今年はボーダーで合格する可能性もある。

その事実だけで少し進歩したと思って、今日から気持ちを新たにしてまたゼロからやり直します。

【追記】
▼合格しておりましたので、まとめてみました!

この記事を書いたのは私です

ケンタ
ケンタ
1級ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士。
【経歴】1977年兵庫県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、多種の業界で管理部門をほぼ経験しました!(IT、経理、経営企画、財務、人事、マーケティング)
【得意分野】人生設計やプラン作成、分かりやすく説明したいです。
【趣味】カフェめぐり(日本全国のスタバ旅など)グルメ、ストイックな勉強。

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