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ムダな出費を防ごう!52,050円で行政書士に独学合格するための専門学校活用戦略

行政書士合格までの2年を以下の記事でまとめました。

関連記事:【2024年】行政書士合格までの2年間の軌跡をまとめた


1年目は完全独学。
2年目は体系的な勉強が必要だと思い、単発で専門学校を利用しました。
私が活用した専門学校のサービスは主に2つ。
「模試」「単発コース」です。

そこで、今回は独学合格するために専門学校をどのように利用すべきかを振り返ってみました!
主目的は「独学者がなるべく費用をかけずに行政書士試験に合格すること」です。

どこまでを「独学」と呼べるという問題がありますが、
それはいったん置いておきましょう。

総じていうと、メインLECサブ「TAC」という感じです。


行政書士の模試は「3回だけ」受け

まず、2年間で受験した模試を振り返ります。

【1年目】 合計金額:8,600円

模試名受験日料金結果偏差値判定
LECファイナル模試9月30日AM1,100円106点40.5C
LECヤマ当て模試(1回目)10月15日PM7,500円(セット)182点54.7A
LECヤマ当て模試(2回目)10月22日PM206点58.0A



【2年目】合計金額:6,600円

模試名受験日料金結果偏差値判定
TAC 全国公開模試(1回目)9月21日PM5,500円(セット)
188点59.9B
LECファイナル模試9月28日AM1,100円168点52.2B
TAC 全国公開模試(2回目)10月12日PM172点55.7F

ちなみに、2年目のTAC全国公開模試(2回目)に「F」判定とあります。
これは、一般知識が大幅に点数が悪く足切りという意味です。総合得点にかかわらず不合格の判定になります。さすがにこれは焦りまくりましたね……。

模試は両年とも3回受験しましたが、3回がちょうどよいと思います。
模試を通じて「時間配分」と「解く順序」を確立するべきで、この試行錯誤で3回は必要なのです。


参考記事:【2024年】行政書士2年目の模試戦略を考えたので公表します。

つぎに、わたしが模試を選ぶポイントを挙げてみました。

①TACの全国公開模試の方が安いためとにかく申し込む。
(ちなみに、伊藤塾の模試はTACやLECよりも高額。)
②本試験の場ならし目的として、最安値のLECファイナル模試は絶対受験する。
③模試の試験時間はなるべく13時〜16時を選択する。

とにかくLECファイナル模試は安価なため、申し込みが殺到しすぐに会場が埋まってしまいます。
そのため、試験時間を午後(13時から16時)で受験するべく早めに申し込みをしましょう。


専門学校の行政書士講座のコスパ検証

受験2年目は自分に必要な講座をコスパを検討しながら受講しました。
私が活用した専門学校の3つのプログラムを紹介します。

①LEC 春のセルフチェックテスト(550円)

とにかく安い!
勉強の感覚を取り戻すにはちょうどいいタイミングでした。
また、ボリュームも多すぎず、若干少なめではあるものの春(3月)という時期を考えるとちょうどいい。

横溝先生のオンライン解説が受けられ、基礎の見直しにもってこいでした。受講する価値はあると思います。


LEC 横溝先生の56点アップ道場 (33,000円)

もうひとつ、横溝先生の名物講座「56点アップ道場」です。
56点アップ道場は合計で以下の5つのパッケージがあります。

①憲法8点アップ道場:13,200円

②民法20点アップ道場:13,200円

③行政法16点アップ道場:33,000円

④一般知識法令8点アップ道場:13,200円

⑤商法会社法4点アップ道場:6,600円

LEC東京リーガルマインドより


合計すると79,200円となりますが、一括購入すると55,000円(24,200円の割引)。

一括購入するかどうか迷いましたが、結局単発で購入しました。
私が購入したのは次の3つです。

①憲法8点アップ道場:13,200円
②民法20点アップ道場:13,200円
⑤商法会社法4点アップ道場:6,600

合計33,000円


一括購入して、すべてを網羅的に勉強するより弱点である「憲法」や「商法会社法」を克服したほうがいいと判断。また、民法は体系的な勉強をしたことがなかったため、横溝先生が民法をどのように教えるのかにも興味がありました。

「一気に買う」のではなく、「試し買い」する感じです。
行政法の「33,000円」という価格も悩みましたので、最初に憲法を購入してから、購入方針を決めましたね。

本試験の出題予想も含まれており、しかもそこそこ当たっているためいい教材だと思います。
実際、商法会社法のレジメは試験会場に持参しました。

ただ、内容的にはかなり応用レベルです。
基礎は立ち戻らないため、基本レベルをクリアした後に実践しましょう!

③TACファイナルチェック(3,300円)

先述したように、受験2年目の3回目の模試でなんと足切りという有様!
基礎知識の点数は最低でも24点超を取らないといけないのに、12点
なぜだ?

関連記事:行政書士の勉強をすればするほど得点できなくなる「直前期謎スランプ」について

直前期はただならぬ不安が募っていました。
そこで、本試験1週間前に3,300円を払い、わらをもすがる思いで参加。
最後の追い込み期に講座をしているのはTACの「ファイナルチェック」だけでしたが、不安を解消するにはとても良い内容でした。
担当は民法の人気講師である小池先生。前回記事で紹介した「行政書士 しっかりわかる講座生中継(民法)(TAC出版)」の著者です。

渋いジョークを連発してくれて、直前期の緊張したムードを和ませてくれました。

関連記事:【独学で行政書士合格!】私が実際に使った全教材11冊を5段階評価「本当に役立ったのはコレだ!」

(まとめ) 合計で52,050円の投資額!

以上、私が専門学校への投資額は合計52,050円でした。
(模試が15,200円、単発コースが36,850円)


本科のプログラムでは25〜30万円はかかるので、かなりセーブできたと思います。
ただ、わたしは専門学校の商品を自分なりに取捨選択しましたので時間がかかりました。

自分に適した教材やプログラムを考える機会は有益でしたが、「時間をとるかお金をとるか」ですね……。

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この記事を書いたのは私です

ケンタ
ケンタ
いまは兼業会社員ですが、2025年中に行政書士事務所を開業予定!
【経歴】1977年兵庫県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、多業界ですべての管理部門を経験しました!(IT、経理、経営企画、財務、人事、マーケティングなど)
【保有資格】1級FP技能士・宅地建物取引士・行政書士試験合格(2024年)・HSK2級・TOEICそこそこ。
【得意分野】人生設計。計画立案。ライティング。図解。
【趣味】カフェめぐり。グルメ。勉強。旅。表現。

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