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【独学で資格合格を目指す】自分だけの「最強ノート」作成方法

先日、ココナラでご相談を受けていたところ、お客さまから「勉強ノートの作成方法や書き方に興味あります!」というリクエストを受けました。

ブログのアイキャッチ画像を見ていただいたとのこと。
そこに需要があったとは!

行政書士試験1ヶ月前の勉強法
このようなアイキャッチ写真をよく使っています。)

自分だけの「最強ノート」を作ると、独学がノリに乗ってきます。
ノートの作り方にもポイントがあるのです!
次の7つです。

なるべく図・リストで書く
・重要なところは、人のイラストを描いて吹き出しを使う
・キーワードには「ルビ」や「かぎかっこ」を使う
因果関係は矢印を使う
・チェックボックスを利用する
・ページ上部にタイトルと日付を書く
・楽しむ。


図はわかるけど「ルビ」って何?


「手書きノート」はなぜ重要か?

その前に「手書きのノートがなぜ重要か?」を述べます。
わたしはデジタルもアナログも使わざるを得ない「中途半端な世代(=氷河期世代)」ですが、紙のノートや手帳が大好きです。


やはり記憶定着や思考整理するには紙がベスト!


箇条書きにすると次の3つの理由です。

  1. 眼精疲労予防。
  2. 思考整理のため。
  3. インプットしやすい。

1)眼精疲労予防。
ペーパーレスは確かにわかるのですが、なんでもデジタル化するには限度があります。
また、常にスクリーンや画面を見ていると、眼精疲労がひどくなる。もう年齢も年齢だし。
ということで、私は意図的にペーパーでの情報収集を心がけています。

2)思考整理のため。
iPadやスマートフォンだけで思考を整理するのはハードです。
あくまでもデジタル機器は補助的な役割しか果たさないと思っています。

3)インプットしやすい。
1つのことを長期的に勉強するとき、「手書き」でないと頭に入りにくいです。
コピペ検索ができないというデメリットがあるものの、シャーペンと蛍光ペンなどで自らの視覚に訴え、 記憶に定着させることがノートの最大のメリットです。


実際に使っているノートの中身をちょっと公開!

実際に私がどのようにノートを書き、内容をまとめているか少し公開します。

これは行政書士の「行政法」の学習ノートです。


ちょっとひくわ。


字が小さいとよく言われるけど、これはまだマシなほう……。



このノートを見て「労力の無駄遣いだな!」と思う方もいらっしゃるでしょう。

確かにそうかもしれません。タイムパフォーマンスを考えると、効率が悪いかもしれません。
ただ、自分独自の整理スタイルができることは一生の財産になると思います。


ノート作成で工夫している7つのポイント

さて本題!
私が独自にノート作成で心がけていることを7つ述べます。


  1. なるべく図・リストで書く!
  2. 重要なところは、人のイラストを描いて吹き出しを使う。
  3. キーワードには「ルビ」や「かぎかっこ」を使う
  4. 因果関係は矢印を使う
  5. チェックボックスを利用する
  6. ページ上部にタイトルと日付を書く
  7. 楽しもう。


1つずつ解説します!

1)なるべく図化・リスト化をする。

これは、私の最大の研究テーマです。
複雑な問題こそ図や表、リストなど視覚に訴える表現ができるようになりたい!

抽象的なものを具体的に考えられると、 学習がとても楽になります。
それには作図のテクニックが必要になりますが、ここで言う「作図テクニック」とは絵やイラストが上手になることを意味しません。
ひと目見てアウトラインがわかる図が描けることが目標です。

もちろん、イラストが上手だとそれに越したことはありませんが……。
わたしはまだ修行中。


ちなみに、現時点での研究結果を「宅建作図」としてKindle出版していますのでご参考までに!

関連記事:【Kindle本】「宅建士合格のための最強作図トレーニング(基礎編)」のご紹介



2)重要なところは、人のイラストを描いて吹き出しを使う。

あれやこれやの試行錯誤の結果、「吹き出し」が印象に残りやすいです。

私たちは日本人であるため、マンガに慣れています。
そのため、「吹き出し」が文化として根付いているため、頭の中に残りやすいはず。

たとえば、民法の問題もこのように吹き出しを存分に使っています。



この図では、「AはBに売却したけど、Dの方が高値で売れるからDに売りたがっている」と。



3)キーワードには「ルビ」や「かぎかっこ」を使う

少し見づらくて恐縮ですが、さきひどのノートの写真のなかで「ルビ」を使っているのがお分かりでしょうか。「ルビ」とは、単語の上に黒い点をつけることです。

たとえば、ノートの左側には以下の2つの単語(赤字部分)にルビを振っています。

「ただし審査請求の取り下げをするには、特別な委任が必要」

「吹き出し」ではなかなか強調できない場合に使います。


一般的には「ルビ」は小説で強調したいワードに対して使われますが、私は勉強ノートにも利用しています。
「吹き出し」と同時に「ルビ」を使うことによって、強調表現が増えますのでおすすめ!

あと、私の文章を見てすぐにお分かりかもしれませんが、わたしは「かぎかっこ(「」)」も多用します。キーワードをすぐに発見できるように、わざと「かぎかっこ」を使っているのです。



4)因果関係は矢印を使う

因果関係や取引図については、矢印(→)を使うのが基本です。
その際、わたしは「関係を表すときは二重線」「何か瑕疵がある取引の場合は点線」などとアレンジしています。先ほどご紹介した「宅建作図」の中でも説明していますが、とにかく自分なりに「わかりやすさ」を追求すること!

また、図のポジショニングも重要!

たとえば売買取引の図を書くとしましょう。
そのときに「売り手は上に、買い手は下に書く」とよく使うパターンを事前に決めておくと図が素早く描けるようになります。

5)チェックボックスを利用す

チェックボックスは、特にTo Doリストや進捗管理したいときに使います。
それ以外にもミスした問題などもチェックボックスをつけて管理しています。

例えば、手帳にも読むべき本のタイトルの前に「チェックボックス」をつけています。

(早速、来年の手帳に記入)



6)ページ上部にタイトルと日付を書く

細かいですが、必ずページの上部にタイトルと日付を書くようにしています。
日付を書いておくと、時系列での理解度などがわかります。


長期的な勉強をするときには意外と「日付」が役立ちますよ。

7)ノート作りを楽しむ

最後に。
せっかくなので、ノート作りのプロセスを楽しみましょう。
自分だけのノートですので、イラストを描いて色を使ってワクワクしながらページを彩りましょう。
どうせあなたしか見ないのですから、好きなように書きまくろう!



【おまけ】ノート選びと文具についての質問回答

余談として、ノート選びや文房具等について受けてきた質問にお答えしますね。



どんなノート使ってるの?

いろいろな変遷を経て、今は無印良品のA5サイズのリファルノートを使っています。


A5サイズは持ち運びにとても便利!
A4サイズだと少し大きく少しかさばみます。

試行錯誤の結果、A5サイズが私にとってベストだとわかりました。
また、リファル形式のノートはページの順番を入れ替えることができるので利便性は高いです!


リファルノート、いちどお試しください!
では次の質問。


文具(ペン・マーカー・付箋など)の便利な活用法ある?

シャーペンは「消しゴム付きシャーペン」の一択。
「消せるボールペン」でもいいとおもいます。

行政書士の勉強をしている時は、ペンケースも利用し、青色と赤色のマーカーを2本持ち運んでいました。
今は、消しゴムシャーペンを手帳に挟んで持ち運んでいます。

また、「付箋」はめちゃくちゃ使います。
日常生活でも、手帳の1番前のページに付箋を10本ほどくっつけて持ち運びしてます。

読書時は付箋がないと落ち着かないのよ。
では最後の質問。



今研究しているノートの活用法は?


今、「インデックス」を研究中です!
ノートに単元を記したインデックスをつけて、検索性を高められないかと考えています。



また 新しい方法が見つかったら共有しますね!


最後に)これからノートを作る人へのアドバイス

最後に一言。

「焦らなくていいです!」

すぐに自分にぴったりのノートを作れるとは限りません。
わたしも今のノートに至るまで30年以上かかりました。
今もなお研究中で、ゴールはまだ見えません!

それくらい「ノート作り」というのは奥深いものですよ!


勉強方法についてご相談したい方は、以下のサービスもご検討くださいませ!

英語学習や資格勉強についてアドバイスします 英語や資格学習についての質問にお答えします。



★ご案内

ココナラで個人コンサルをしたり、電子書籍を書いたりしています。
Kindleでは、「FP問題集」や「宅建士の作図テキストスリランカへのアーユルヴェーダ旅行記」、「睡眠薬の断薬ストーリー」などを出版中。

くわしくはこちらをごらんください!


この記事を書いたのは私です

ケンタ
ケンタ
1級ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士。
【経歴】1977年兵庫県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、多種の業界で管理部門をほぼ経験しました!(IT、経理、経営企画、財務、人事、マーケティング)
【得意分野】人生設計やプラン作成、分かりやすく説明したいです。
【趣味】カフェめぐり(日本全国のスタバ旅など)グルメ、ストイックな勉強。