行政書士の試験結果が発表されました。
不合格。178点。
合格まで2点足らず。
すごい落ち込んでたね……
不合格よりも点数が一番きつかった。
私が今回1番ショックだったのは不合格という事実ではなく178点という点数です。
あと2点足りなかった。これがもっとも精神的にこたえました。
今になっても、悔やむことだらけ。
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178点は単なる不合格ではありません。
自分の経験からわかったのです、「合格」と「不合格」だけでなく、もう一つ「178点不合格」という第三のカテゴリーがあると感じたのです。
行政書士試験において178点は一番合格点に近いのはたしか。
しかし、わたしは合格点から1番遠いと思っています。
なぜなら、足りなかった2点の意味を直面しないといけないからです。
2点。何が足りなかったのか?
今もまだずっとそれを考えています。
それを解決しないかぎり次のステップにはいけないとも思っています。
そして、178点は合格に一番近かったからこそ慢心を抱きがちです。
手帳に「178」という数字を書き、それを毎日ながめながら臥薪嘗胆の1年を過ごす一年となるでしょう。
「多肢問題で1問とっていれば合格できていた。」
「民法のサービス問題(時効)、不適切な肢を選ぶところを適切な肢を探してしまった。」
「記述問題で書くべきところを省略し、書かなくていいかと思っていたところを書いてしまった。」
「5択を2択まで絞り込んだ問題がことごとく裏目に出てほぼ不正解……。」
「AppleWath事件。アナログ時計をもっていけば事前に心を乱されることがなかったのではないか。」
今もどんどん反省点がでてきます。
どこがわたしの敗因だったのか。
足りなかった2点の意味をずっと考えていましたが、結局行き着くところは自分の甘さです。
勉強方法だけでなく、時間の使い方やライフスタイルまでもう一度自分の生活を振り返る必要がある。
今考えている根本的な敗因を3つあげます。
①落としてはいけないところを簡単に落としてしまった。
②生活リズムを修正できなかった
③判例を甘く見ていた。
1つずつ振り返ります。
今回の本試験では、落としてはいけないところを簡単に落としたのが決定的な敗因だと思います。
行政法も基礎を落としていました。
憲法と基礎法学も全滅だったし、ケアレスミスも多々散見されます。
これでは合格はおぼつかないです。
不合格には理由はなくても意味があるはず。
この不合格に意味があるとしたら、もう一度本腰を入れて法律に向き合うことだと思います。
もう1年勉強しても合格できる保証は全くありませんが、もう1年だけ頑張ってみる。
もう一つの敗因は生活リズムです。
5年ほど前から朝3時〜4時に起きているので、昼食後からの時間が1番眠気が襲ってきます。
試験時間の13時〜16時までの間にベストパフォーマンスが出し切れないのです。
バイオリズムがとても重要なので、この1年で生活リズムを修正します。
なるべく昼寝をせずに集中力が維持できる生活リズムにすることを目標にします。
あと9ヶ月あればできるはず!
以前書いたように、行書の勉強法における最大のミスは判例集を入手したタイミングが遅すぎた。
試験1ヵ月前に判例集を手に入れたので、取り組みが不十分。
【関連記事】【行政書士試験まで1ヶ月勉強法反省会】よい点は「模試3回受験」・反省点は「判例対策遅すぎ」
判例の読み込みや事案整理などが十分にできなかったことがテクニカルな反省点です。
判例がとても重要であることを痛感したので、二の足は踏みません。
もうひとつ重要な検討事項。
それは「行政書士をとってからどうするか」です。
もし試験に合格したとしても、その後の行動計画を具体化していなかったのです。
そのため、合格後すぐに動き出せるような環境にありませんでした。
なにげにこれが一番の敗因だったかも。
あと9ヶ月試験に勉強に集中しながら、試験合格後にどうしたいのかを強くイメージしようと思いました。
180点を目指していたら、次回の合格はむずかしい。
ゆとりを持って結果待ちをするために、記述以外で160点をねらう。
合言葉は、「178リベンジ」
ココナラで「FP個別相談」「勉強相談(プランニング、方法など)」を受けたり、電子書籍を書いたりしています。
Kindleでは、「FP問題集」や「宅建士の作図テキスト」「スリランカへのアーユルヴェーダ旅行記」、「睡眠薬の断薬ストーリー」などを出版中。
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