50歳という節目を迎えると、これからの人生をどう豊かに過ごすか考える機会が増えます。
親の介護や相続といった現実に直面する一方で、自分自身の将来に向けた準備も欠かせない時期。
めちゃくちゃ難しいステージですよね。
わたし自身も、2年前母親を亡くした際、手続きが大変だったことを覚えています。
関連記事:実体験から作った「親族が亡くなった後の手続きチェックリスト」を公開しておきます
わたしは今49歳ですが、この年代は親の介護や相続に直面する一方で、自分自身の準備も欠かせない時期。
そこでまずは終活の大前提となる「現状認識」をしましょう。
現在、わたしは行政書士とFPの知識を活かして、「50才からのエンディングノート」を作成しております。
市販のエンディングノートはなかなか使い方がわからなかったので、
必要な項目だけを記載できる「ノート」を制作中!
ただ、このノートを使いこなすには、ある程度の基本知識が不可欠になります。
そこで、これから全5回にわたり、知っておくべき「相続の知識」をシリーズでお届けします。
50代は、親の財産を引き継ぐ「相続人」の顔を持っていると同時に、自分の人生を整理する「被相続人」としての顔も合わせ持っています。
いってみれば「相続のサンドイッチ世代」。
まずは自分と家族の「持ち物」を可視化することから始めましょう。
「何がどこに、どれだけあるのか」という「現在地」を正しく把握することが大切です。
それができて、人生の後半戦をサバイバルするための具体的な戦略を立てられます。
ちなみに、わたしは3カ月ごとにExcelで「家計BS」を作っていますので、準備万端です!
以下では、そのための必須知識をお伝えします。
現状を認識する上で、もっとも注意が必要なのが「目に見えにくい負債」です。
相続は預貯金などの「もらえるもの」だけでなく、借金などの「マイナスの財産」も引き継ぐ対象になります。
たとえば次のようなものです。
自分の借金は把握できますが、ご家族の借金はなかなか分かりづらいですよね。
親の郵便物や通帳の履歴をチェックできればいいのですが、それはまた個別に戦略を考えましょう!
50代のみなさんは「今、自分が何をどれだけ持っているか」をシンプルにすることも重要!
たとえば、長い間使っていないキャッシュカードや特典目的で作ったクレジットカードを放置していませんか?
死後の解約手続きは、家族にとって大きな負担になります。
今のうちに、本当に必要なカードだけに絞っておきたいところです。
銀行口座の集約も、今のうちにやっておきたい作業のひとつです。
メインの2〜3口座に絞り込み、使っていない「休眠口座」を特定しましょう!
身軽になることは、今の生活をシンプルにするだけでなく、将来の家族の負担減にもなります。
現代の50代にとって、スマホやPCの中にある「見えない資産」の現状把握は避けて通れません。
これらは今「デジタル遺産」と呼ばれていますが、昨今、めちゃくちゃ注目されていますね。
たとえば、以下のようなものが挙げられます。
上の事例でいうと、「ビットコイン」や「NFT」などの暗号資産が要注意。
これは意外と見落としがちなんですよ。
残されたご家族が暗号資産を処理できるかどうかも確認しておきましょう。
また、現物資産としての「不動産」も注意が必要です。
評価額はもちろん、問題は2024年から始まった「相続登記の義務化」です。
放置しておくと過料の対象になるため、「今の不動産が誰の名義になっているか」を今のうちに早めに認識することが不可欠です。
財産の整理だけでなく、日記やメール、LINEなどの個人データも今のうちに見直しておきましょう。
わたしも、21年分の日記を時間がある今のうちに見直してビリビリに破り捨てています。
黒歴史ぶりがすごいので、誰にも見られたくなかったのです。
関連記事:「49歳終活」として、21年分の日記をビリビリに破り捨てる「儀式」をおこなった話
それは過去を捨てるのではなく、これからの人生を身軽にサバイバルしていくためのひとつの「儀式」でした。
実際に、日記を捨てていくにつれて、わたしの心は軽くなっていきました。
物理的な整理は、心の整理に直結するのだと実感。
次回は整理した財産を「誰が引き継ぐのか」について、人間関係の可視化をテーマにお届けします。
今年販売予定の「50才からのエンディングノート」では、これらの情報をスムーズに書き込める工夫をしています。
完成を楽しみにお待ちいただきつつ、まずは身近な財産のチェックからしてみましょう!
これまで本を書き、旅を重ね、資格取得を通じて「人生の再出発」を経験してきました。
現在は、2026年の行政書士登録に向けて準備を進めています。
わたしのテーマは「制度を理解して人生の次の一歩を支えること」。
人生の転機に関わる次の3分野に取り組みたいと考えています。
・外国人の在留資格などの国際業務
・補助金・助成金の活用支援
・遺言書・エンディングノート作成サポート
これらの制度は難しく見えますが、知っている人にとっては「強力な味方」になります。
行政書士登録後の活動や準備の様子は、順次発信していきます!
📘 Kindle著書について
これまで17冊の電子書籍を出版しています。
人生や資格をテーマにして、FP試験対策、宅建士対策、行政書士試験対策、旅の記録、断薬の体験記などを執筆しています。
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