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【2019年宅建士試験当日レポート】「けだし」問題がトピックに。


今日(2019年10月20日)、宅建士の試験が終わりましたね。
受験生の皆さん、お疲れさまでした。

まだ早いのですが、個人的に今日一日を振り返ってみますね。

ちなみにTwitterでは「けだし問題」(問題文に「けだし」とある)と「宅建士試験会場への山道がやばい」というのが宅建士試験のトピックにあがっていましたね……。

3時半起き!8時から11時半までスタバで勉強する。

試験当日は3時半に起きました。
ほとんど眠れなかったです。緊張しすぎで寝不足。

家にいても全く落ち着かないので、とりあえず会場である千葉の新浦安まで徒歩40分かけて向かいました。
不安と緊張で頭真っ白。  

そして、8時すぎに新浦安のスタバ到着。
ここから11時半までみっちりと復習の時間をあてこみました。
眠いという次元を通り越して、頭がホワイトアウトして短期記憶が働かない感じ。
 

とにかく泣いても笑っても今年で最後だと決めていました。
だからこその緊張です。

そうなんです、去年も宅建士の試験を受験しましたが、ほぼ記念受験。
当然のごとく結果は伴いませんでしたね。

去年の記事を今読み返してみると、宅建士の試験をなめてましたね。  


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12時:宅建士受験会場に入る。

会場は去年と同じく新浦安の明海大学でした。

2019年宅建士の受験会場


ここに来るのもこれで最後にしたい。
会場に入って最初にやることは会場の雰囲気を掴むこと

試験までの1時間で周囲の環境に慣れておくことが大事なのです。
空気に飲まれないことです。

周囲を見渡すと思いのほか若い人が多く、独学している感じの方が多いイメージでしたね。
あと、余裕風を吹かしている人もいますが、できるだけ無視して12時40分まで復習ノートを見返していました。  


13時:試験スタート。

始まりました。
私は日頃の模試の段階から次のように解答順序を決めていました。  

1️⃣免除科目
2️⃣宅建業法
3️⃣法令、税
4️⃣権利関係

 

免除科目から解き始めて、業法へと。
このあたりの解答順序は人によって違うと思いますが、私は日常からこの順序で解いていたので本番も順序を変えず。



あれ?去年よりも難しい?

業法を解いてみて思ったのが、「個数問題がやけに多いな」です。
つまり、「正しいもの(誤っているもの)は何個あるか?」という設問ですね。
これが出るとかなりつらい。 一肢でも間違えたら全滅ですからね。

で、あとで数えてみると今年の個数問題は6問。
去年はたしか3問程度だったので、それだけで業法は難化していると感じました。  
次に、法令に移動すると、「うーん」という感じ。
出ると予想していた建築基準法の改正点(容積率の緩和とか)がほとんど出ず、ちょっと暗雲がたちこめてきました。

しかも、事前に丹念に準備していた「印紙税」ではなく、「所得税(譲渡所得)」が出題されているではありませんか!! これ、焦った受験生も多いのではないでしょうか?
あれだけLECでは「印紙税推し」だっただけに、所得税はほとんど手つかず。
過去の記憶を頼りにうんうん唸りながら、権利関係に移動。  



あれ?根抵当権が出てこないの?

あと、あれだけ出ると予想していた「根抵当権」がでずじまい。
それどころか「抵当権」自体が出ないという非常事態が発生しました。(後日訂正:抵当権の譲渡の計算問題は出ていましたが、あれは抵当権の問題といえるのかどうか……)

とにかく、ヤマは張るべきではありませんね……。
うう、LECの「宅建カーニバル」での予想が水泡に化す。  
14時55分に全てマークをし終えて、ケアレスミスチェックをして何とか試験を終えました。
 



帰り道にTwitterで「けだし問題」を知る。

さて、帰り道にTwitterを開くと、宅建士関係では「けだし」という表現について話題になっていました。
「問5」の問題文ですね。  

なんだかTwitterではこの「けだし」問題が盛り上がっていますが、正直言ってそこは本質ではないですよね! 単に法律上の表現の問題。
誤植とかではなく、「ただし」という意味におきかえることを瞬時にしないといけないんですよね。
法律の世界って奥深い。

去年は去年で「サイコパス3銃士」が誕生したのですが、今年の宅建は「けだし」ですか。  


自己採点で40点代が続出しているようで怖い

そして、今。  

Twitterの情報を見るとあたかも40点代が多いように思えて、ひょっとしてボーダーも去年並みなのではないかと思えてきました。 でも、点数高い人しかツイートしないという生存バイアスがかかっているので、それを考慮したほうがいいですよね。
肌感覚ですが、ボーダーラインは35点か36点あたりではないでしょうか? 分かりませんが。    

私ですか? まだ怖くて自己採点していないんですよ。
今夜自己採点してみて、落ちていたらもう宅建士はあきらめます!!
もしこれ以降に記事が更新されていなかったらお察しいただければと思います……。    



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この記事を書いたのは私です

ケンタ
ケンタ
1級ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士。
【経歴】1977年兵庫県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、多種の業界で管理部門をほぼ経験しました!(IT、経理、経営企画、財務、人事、マーケティング)
【得意分野】人生設計やプラン作成、分かりやすく説明したいです。
【趣味】カフェめぐり(日本全国のスタバ旅など)グルメ、ストイックな勉強。