ステーブルコイン(USDT)やイーサリアムを運用していましたが、ふと疑問が。
そういえばUSDTって必要?
【参考記事】【USDT購入完全マニュアル】Bybit(バイビット)でUSDTを入手したので手順をくわしく解説します
USDTはいまの私にとってあまり必要ない、と判断。
ふと確認すると約20万円ほどBybitに留置しているので、このタイミングで暗号資産を整理しようと思いました。
なぜか?
ひとつの理由として「相続」があります。
もし私がいま死んだら、この資金は誰も引き出せないだろうと思ったのです。
今回、母親の逝去にあたり、相続財産の手続きのハードさを身に染みてわかりましたから。
ポートフォリオはこんな感じ。
口座種類 | 単位 | 数量 | 日本円(2024年3月時点) |
---|---|---|---|
資金調達アカウント | USDT | 40.3735 | 6,113 |
資産運用アカウント(ステーキング中) | USDT | 307.5538 | 46,567 |
資金調達アカウント | ETH | 0.28837801 | 153,256 |
合計 | 205,936 |
このUSDTとイーサをどうしようか。
Bybit内で法定通貨(ドルやユーロ)に変換して出金もできますが、指定されたウォレットに送らなければならないようです。手間なのでやめました。
わたしは基本的にズボラです。
何とかできないかと考えたあげく、次のステップを実行することにしました。
STEP① USDTをいったん暗号資産(イーサリアム)に変換
STEP②「資産運用アカウント」でステーキング運用していたUSDTを払い戻す
STEP③「資金調達アカウント」に移動したUSDTをイーサリアムに変換
STEP④ イーサリアムをメタマスクに移動させる。
ガス代という移動コストがかかるけど仕方ない。
まず「資金調達アカウント」にある約40USDTを(6,000円相当)をビットコインに変換。
「資産一覧→資金調達アカウント」から、USDTの項目から「アクション」→「変換」をクリック。
すると、以下の画面がでてきます。
「すべて」を選択しクリックし、ビットコインの見積もり価格を確認します。
0.00065516ビットコインか。これで取引を確定ボタンをします。
Bybit内でUSDTから暗号資産へ変換するときは、ブロックチェーンを使わないため手数料がかかりません。
あれ?ビットコイン?
あ、まちがえた!!
素でまちがえました。
お気づきのように、間違えてUSDTからイーサリアムではなくビットコインに変換してしまったのです。
そのため、ビットコインが最低必要額未満になってしまい、身動きが取れなくなってしまいました。
ビットコインを他のウォレットに出金するには最低でもおよそ0.0007BTC以上(約7,000円)が必要だからです。
ミスをしてしまったせいで「資金調達アカウント」には、USDTとイーサリアムとビットコインの3つの通貨が混在してしまいました。
出金するためにすべてをイーサリアムに変えることにしました。
対処法は以下。
①ビットコインが必要額以上になるように、いったんイーサリアムからビットコインに少しだけ変換する。
②ビットコインを必要限度額(1万円程度)以上にする。
③もう一度そのビットコインをイーサリアムに変換する。
ビットコインとイーサリアムを変換する方法は上記方法(USBT→ビットコインに変換)と同じです。
次に「資産運用アカウント」でステーキングしていたUSDTをイーサリアムに変換します。
さきほどは「資金調達アカウント」、ここから説明するのが「資産運用アカウント」です。ややこしいよね…
その前に!
ステーキング中のUSDTは払い戻しの作業をしましょう。
まずアクションから「払い戻す」をクリックします。
すると次のようなポップアップ画面が出てきます。
「確定」をおすと、ステーキングしていたUSDTが「資金調達アカウント」に移動します。
ちなみに、わたしはコインチェックでつみたて投資をしてレンディングしています。
UIがわかりやすいので、初心者はこれからやってみるのも手かも。
【参考記事】初心者から始める!レンディング(ビットコイン)のやり方を実況中継します。
STEP① と同じやり方でイーサリアムに変換します。
今度は間違えないようにしましょう!
これですべてイーサリアム(0.39ETH)に変換されました。
最後にようやく、イーサリアムをメタマスクに移動させましょう。
メタマスクのウォレットアドレスを入力し、メタマスクへ送金実行です!
(注意)メタマスクのウォレットアドレスはどのチェーンでも同じ。
イーサリアムのメインネットでも他のチェーンでも同一アドレスです。
ここでガス代を見てびっくりしました。
イーサリアムをERC20で移動させるだけで8ドルもかかるの?!
でも初心者なので「ERC20」でないとこわい。
止むを得ず。
メタマスクのメインネットのアドレスをコピーして、Bybitの出金情報を入力していきます。
確定をおすと「出金申請提出完了」という画面が出てきます。
これも「確定」をクリック。
この際、2つのコードが必要となります。
メールアドレスに送られる「認証コード」と「Google Authenticator」が発行する6桁のコードです。
メールチェックと同時にスマホでGoogleの認証アプリを同時チェックしましょう。
ちょっと何言ってるのかわからない人は、チェーンの取引をくりかえすと慣れるはず。
意外とここがつまづきポイントかもしれません。
最後にメタマスクで送金されているかを確認してみましょう。
トランザクション履歴はすぐに更新されないようですので、少し時間をおいてから取引状況を確認します。残高については比較的すぐに(3分程度で)反映されるので、残高だけは確認しておきましょう。
しかし、ひとつ問題が。
こんなややこしい作業、家族に理解してもらうの難しいよね。
わたしも苦戦しましたから、家族にこんな苦行を強いるのは気が進まない。
エンディングノートにもメタマスクの「シーズフレーズ」を書き残しましたが、たぶんわけわからないと思います。
やはりお金は自分の人生の中で使い切る事が大事ですね。
Die with Zero的発想だけど。
FPや宅建士の問題集や「スリランカへのアーユルヴェーダ旅行記」、「睡眠薬の断薬ストーリー」などの電子書籍を出版したりしています。
くわしくはこちらをごらんください!
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