先日、塾講師としての経験から「英検に受かっても、理解しているとは限らない」という話を書きました。
関連記事:英語塾講師をやってみてわかった「英検3級に合格することのリスク」
じゃあ、英検3級レベルで止まってしまいがちな文法の土台をどうやってやり直していくの?
ということで、教材をつくってみることにしました。
題して「英文法やり直し7日間特訓」。まずは一番はじめの土台、「レベル0」からはじめます。
実はこのテーマ、4年ほど前にもKindle本「英語戦闘力プロジェクト」として一度まとめようとしたことがあります。
関連記事:Kindleから電子書籍「英語戦闘力向上プロジェクト(第1巻)」を発売しました!
当時は英文法の内容に踏み込んでいなかったため、今回は「英検3級は受かったのに英検5級レベルの文法もあやしい」というかたへ具体的にアップデートしていくつもりです。
英語を学び直すなら、何から始めればいいのでしょうか。
迷う方も多いはずですが、まずは「日本語」と「英語」の一番大きなちがいから見ていきましょう。
みなさん意外と意識していないのですが、「日本語と英語の決定的なちがい」わかりますか?
わたしが思うに、それはズバリ「語順」です。
雨が降っているので傘を持っていくよ。
これ、ふつうの日本語ですね。
ただ、ここで重要なポイントが2つあります。
これが英語だとこうなります。
英語の場合は、まず主語(I)と動詞(bring)が先に来ています。
そのあとに「雨が降っている(as it rains)」という理由が続きます。
重要なことを先に伝え、理由はあと。
これが英語の構造なのです。
ここからは主語を「S」、動詞を「V」、目的語を「O」と表現します。
S・V・Oがそれぞれ何を指すのか、確認すると……
ここで日本語と英語の語順を簡単な例を挙げて振り返っていましょう。
要するにこうなります。
つまり「SVO」とは、英語の文が「主語→動詞→目的語」の順で並ぶというルールのこと。
日本語は語順を入れ替えても、なんとなく意味が通じてしまいますが、英語は「語順」そのものが文法の大ルールです。
細かいちがいはこれからいくつも出てきますが、「英語は日本語と語順がちがうんだ!」という意識だけは学習前に感覚でつかんでおきましょう。
これが学習の土台になります。
英語の語順について触れたので、もう少し踏み込んだ話をします。
英語の文章には、4つのタイプがあるということです。
4つのタイプとは、「肯定文」「否定文」「疑問文」「命令文」。
それぞれ、どんな文なのか確認しておきましょう。
具体的な英文例で見てみましょう。
① 肯定文:基本の形。
② 否定文:「〜ではない」
③ 疑問文:「〜なの?」
④ 命令文:「〜しろ」。動詞を一番前に持ってきます。
今後、この4つの文章の種類を「4段活用」と呼ぶことにしましょう。
掘り下げた解説はまた追って。
ここでは「この4つのパターンがあるんだ」という理解で大丈夫です!
次に単語の種類を見てみましょう。
単語も4つに分けて考えます。ひとことで言うと、こんなイメージです。
この4つの中で、1番重要な単語はズバリ「動詞」です。
なぜなら、英文では「主語」と「動詞」が一番重要なパーツだから。
「主語」を作る「名詞」は、覚えるべき数もレパートリーも限られる。
一方の「動詞」は動作そのものを表す言葉なので、理解できた瞬間にイメージがグンと広がります。
極端に言えば、「S」「V」の2つさえ読み取れれば、形容詞や副詞がわからなくても想像で補えることが多いものです。
ここまでがレベル0の準備運動です。
次回から不定期にレベル1から更新していきます!
ちなみに、今なら時間に余裕がありますので、英語講師として「英検対策」から「基礎のやり直し」「学校の補習」まで教えられます!
塾講師経験があるので、お子さまにも学び直し中の大人にも対応可能です。
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