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2024年が永遠に終わらない件

2024年7月1日、わたしはつぶやいた。

「え、まだ今年終わってないの?」

例年なら、7月1日に「もう半年たったのか?ときがたつのははやいな!」という常套句を投げかけていたけど。

そして、気づくと8月。
今年あと5ヶ月残っていることに心底驚いた。

まだ、2024年が終わらないのか!

本当にときが経つのが遅くて、まるで「ジョジョの奇妙な冒険」のDioのスタンド「ザ・ワールド」、もしくはファイナルファンジーの「スロウガ」の呪文を使ったかのような感じ。


知らんがな。



「6ヶ月」が「12年」に思える

今年に入ってわたしの人生は激変しました。
2月に母親が倒れ、4月に亡くなってしまいました。
たとえようもない悲痛におそわれ、辛かった。



6月には2週間スリランカにアーユルヴェーダ旅に出かけました。


この半年間で、干支ひと回り12年の時間が経過した錯覚に陥っています。
今年の正月に、娘と2人で実家に帰った時、両親は夫婦漫才のような語り口で笑いを誘っていました。

そこから7ヶ月経った今、状況はまったく異なります。
いろいろ抱えながら生きている私と家族、亡くなった母親と愛犬。

今年の前半は、ずっと後悔と悲しみと自己嫌悪に悩み苦しんでいました。
去年の私には全く予想できなかった展開。


時間は可変長だし主観的

時間というものは誰にとっても平等で24時間あるといわれています。確かにその通り。
しかし、時間に対する感じ方は人それぞれ異なり、置かれている状況によってもちがう。それを痛感したのがこの2024年でした。

たしか「ゾウの時間ネズミの時間」という本に、「人生における心拍数は決まっている」と書かれていた気がします。
人の寿命が決まっているものなのか分かりませんが、時間の経過の感じ方は個人によってちがうし、主観的なものです。


タイパの呪縛から逃れる

私はこれまでずっとタイパを意識していました。
でも、タイパ生活に幸せを感じられないことが多くなってきました。

例えば動画やビデオを1.5倍速で見る。
役に立ちそうなシーンや面白そうな場面だけを切り取ってそれだけを楽しむ。

一見するととても効率的に思いますが、「その先に何があるのか」を考えると「何もないな」と思ったのです。

自分の好きなことまで時短で済ませていいのだろうか?
どうせ時間は主観的なものなので、もっと自分のコントロール下に置いたほうがいい。


時間をお金で買うということ

今の私はとても恵まれていると思います。
相対的に考えると、経済的には報われてはいませんが、自由な時間は他の人より享受できているし。

私は慢性根不足で毎朝3時ごろに起きていますが、思考を変えると、自由な時間が増えている感じですよね。
今まではそれをネガティブな方向にしか捉えられませんでしたが、よく考えたら「そっか、ますます時間増えてるやん!」と。

今は、時間をお金で買っているようなものです。
そう考えると、今年は手元にある時間を有効活用して、未来へとつなげる過程と。




球場ヨガに参加。今年からはヨガる。




永遠に終わらない2024年を楽しみます!


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この記事を書いたのは私です

ケンタ
ケンタ
1級ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士。
【経歴】1977年兵庫県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、多種の業界で管理部門をほぼ経験しました!(IT、経理、経営企画、財務、人事、マーケティング)
【得意分野】人生設計やプラン作成、分かりやすく説明したいです。
【趣味】カフェめぐり(日本全国のスタバ旅など)グルメ、ストイックな勉強。