私は、通勤に東京メトロ東西線を利用しています。
東西線といえば、混雑率199%を誇る驚異的な混雑で有名な路線ですが、実際に通勤ラッシュがえげつないんですよ。
参考:混雑率199%でワースト1位の東西線! 過酷な車内状況とメトロの企業努力のまとめ
そこで今回は、東京メトロ東西線の満員電車でなるべく疲弊しないような通勤戦略をご紹介したいと思います。
今回説明する「5つの基本戦略」によって通勤ストレスが緩和されました。
まずは基本から。
とにかく「想像を絶する満員電車」に乗ってはいけません。
この原則は死守しなければなりません。
混雑している電車に乗るからストレスが蓄積されるわけなので、できるかぎり混雑している時間帯をずらして電車に乗ることが重要です。
そこで、まずは自分が乗車する駅のピーク時間帯を把握しておきましょう。
私の事例を紹介しますと、南行徳駅ではだいたい7時20分〜8時30分くらいがピークタイムに該当します。私は基本的に10時出社でしたが、9時出社するときはピークタイムを避けるために6時41分の電車に乗っていました。
みなさんがもし9時出社であれば6時台の電車に乗って早めに現地に到着していることをおすすめします。電車も空いていますし、出社にも時間的な余裕をもつことができます。
さらにカフェでお茶してから出勤すると、出勤前にメンタルを整えることができますしね。
先述したようにピークタイムを把握することが重要と述べましたが、そこで参考になるのは東西線の駅で配布されている「早起きキャンペーンのパンフレット」です。
現在(2018年4月2日から2019年3月29日の約1年間)東西線では早起きキャンペーンを実施しており、オフピーク通勤を全面的に推進しています。
可能であればこの早起きキャンペーンに参加してみるのもいいでしょう。
オフピーク通勤をすると時間帯に応じてメダルがもらえる仕組みになっているのですが、獲得メダルの数によって商品券などがもらえますよ。
また、このキャンペーンのパンフレットが各駅で配られているのですが、これが役立つんですよ。
冊子の中には、時間帯別の混雑具合や車両別の混雑度などが可視化された情報も載っていますので、ピーク時間帯を把握するにはとても有益な資料になっていますよ。
たとえばこれを見ると、弱冷房車は比較的空いている傾向にあることがわかります。
このパンフレットを眺めるだけで、満員電車対策のヒントを発見することがありますので、キャンペーンに参加しなくともこれだけは入手しておきましょう!
(2019年6月13日追記) 2019年4月から新しく「オフピークプロジェクト」が誕生しました。
メトポというポイントを貯めて小銭を貯めましょう!
関連記事:「メトポ」ってなに?東西線で時差通勤するだけで月500円もらえます。
私は、必ず電車に乗った時間帯と混雑具合をスマホにメモしています。
少なくとも一週間はこのメモを残すことによって、だいたいの混雑傾向をうかがい知ることができるのです。
このメモ、あなどれませんよ。
このようなメモをとることでいろいろな傾向をつかむことができました。
たとえば、曜日によって混雑の時間帯が異なること。
月曜日は早めの時間帯にピークがかたより、金曜日に近づくにつれてピーク時間が遅くなっていくのです。
まだメモ内容も未熟ですが、スマホにメモを残すことによって自分だけの電車ログが分かるので便利。
これが超重要です!
じつは、東西線の上り電車の始発駅は「東葉勝田台」「西船橋」だけではありません。
朝の時間帯は「妙典」の始発便があるのです。
行徳や南行徳のユーザーにとってはこの便を利用しない手はありません!
ちなみに7時から9時までの妙典始発の時間は以下になります。(2018年7月11日時点)
この11本が妙典始発の電車になりますので、絶対にチェックしておきましょう。
はっきりいって、空き具合が全くちがいます!
ちなみに、10時出社の私は、8時49分の南行徳駅発の電車(つまり8時44分の妙典始発)を利用していました。
あまり教えたくないですが、かなり快適ですよ。座ることはできませんが、つり革にはつかまることができます。
一度、この一本前の8時44分の電車(東葉勝田台始発)に乗ったことがありますが、混雑度が半端なくて泣きそうになりました。二度と乗りません!
(2019年3月24日追記) 2019年3月16日からダイヤ改正によって浦安始発が新設されました。
それもふまえて次の記事で通勤戦略を更新しております!
関連記事:浦安で乗り換えよう!2019年の東京メトロ東西線の通勤戦略
最後に、電車の中のポジショニングについて言及しておきましょう。
電車に乗ったら、絶対にドアの近くには陣取らないようにしてください。
なるべく、車内の奥まですすんでつり革をつかめるポジションを獲得しましょう。
私もかつてはドア付近のスペースで座席の仕切り壁によりかかるスタイルを好んでいました。
しかし、通勤ラッシュ時はこのスペースは不利です。
停車する度にドアが開閉して乗客が乗り込んでくるので全然落ち着きません。
特に進行方向左側のドアは西葛西駅までずっと開閉することになりますので、ドア付近のスペースは苦痛極まりないですよ。
もう一点。
「宝くじで1億円当たった人の末路」という本では、電車のドア付近で門番のように立っている人のことを「気の利かない人」と言い放っています。
(余談ですが、この本は意外と役立ちますのでおすすめです。)
1️⃣気を利かせる回路がない。2️⃣周辺の環境情報を十分に把握することができない。3️⃣周囲に働きかけて「奥まですすむ技術」がない。
以上、私が採用している5つの方法をご紹介しました。
まとめますね。
日本有数の混雑をほこる東西線をこれでなんとか攻略しましょう。
健闘を祈ります!