前回お伝えしたように、私は今年(2018年)の10月に宅建士を受験する予定です。
昨日、受験の手続きをしてきましたよ。
受験料が7,000円というのがリアルにきつい……。
完全なる独学で勉強をすすめていますが、やはり資格の試験は精神安定上すごい効果がありますね。
日々、定期的に勉強をしているので、前進している感じを毎日実感することができます。
私は手帳に勉強時間(単日と累計)をメモしているのですが、ペース把握するのにとても役立っています。
どの資格でもいいので、メンタルを少し安定させたい方は何かゴールに向かって努力する姿勢を取り戻したほうがいいかもしれませんね。
過去記事:不動産業界と関係ないのに、宅建士の資格に挑戦している5つの理由。
資格の取得については、賛否両論あると思います。
とくに私の場合、自分の業務に関連性がある資格を勉強しているわけではないので、たとえ合格したところで何の役にも立たないのではないか、との意見もあるでしょう。
でも、それはそれでいいのです。
今回は試験まであと3ヶ月にせまって勉強時間が100時間を超えたのでここまでの過程やちょっと思ったことをシェアしたいと思います。
どの資格も同じでしょうが、特に独学の場合、勉強を始めてしばらくは何を勉強しているのかが分からないんですよ。
私の場合、不動産の経験も知識も皆無だったので、テキストを読んでも何について説明しているのかがさっぱり分かりませんでした。
「瑕疵」とか「専属専任媒介」などの見知らぬ単語がバンバンでてきて、早速挫折しそうになりました。
そこで、まずは全体のボリューム感をはかるために参考書を通読することにしました。
ここで大事なのは「理解しようとしないこと」。
最初に肝心なのは、宅建士の試験範囲を知ることです。
この段階においては内容を理解することに努めるのではなく、まずは宅建士がどれくらいの範囲なのかを体感してみることです。 もちろん忘れても構いません。
まずは、参考書を一周ざっくりと読んでみましょう。
ちなみに私はTAC出版の「みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 2018年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)」 を利用しています。
参考書の通読が終わったら、一般的な手順としてはインプットを強化するのが王道でしょう。
参考書の内容をノートに整理したりして、記憶を定着させるのです。
しかし、私はこの段階ではノート作りをしませんでした。
それよりも問題集を実際に解いてみてどのような問題が出題されるのかを体感しようと思ったのです。
この段階では、問題集を解くことによって正解を導きだすことは放棄しましょう。
「どのテーマやトピックが出題されやすいのか」ということを把握するために問題を解くのです。
だからここでは正解率を気にする必要は全くありません。
問題集を一回転させることで分かると思いますが、最初はまったく正解することはできません。
笑えるくらい間違えます。
でも、それでいいのです。
最初は問題の傾向をつかむことに全力をつぎ込みましょう。
ちなみに私が使っているのは、やはりTAC出版のみんなが欲しかった! 宅建士の問題集 本試験論点別 2018年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)です。
私が参考書の通読を開始したのが、2018年5月14日。
2ヶ月少しの間でようやく100時間をオーバーしました。
ちなみに参考書の通読が完了したのは5月31日で、合計29.5時間かかりました。
そして、問題集を一回転させるのに、6月5日〜7月13日まで取り組みました。
ここでは約63時間の時間を投下したことになります。
宅建士の独学の標準時間は約200時間〜300時間と言われていますが、私はとくに法律関連は素人なので、350時間ほどの勉強時間を見積もっています。
だからあと250時間の勉強時間を確保しなければならない計算になります。
大変そうな道のりですが、私はそれほど悲観はしていません。
1回転目よりも2回転目のほうが理解がすすむし全体が見えてくるので勉強としてはスムーズに行くと思っているからです。
さらに、1回転目で「どの分野を覚えるべきか」を把握しているので、2回転目3回転目でさらに焦点をしぼることができると思っています。
7月と8月は問題集2回転目を仕上げます。
出来れば9月半ばまでに3回転させたいですね。
その後、9月後半からは過去問3年分を2回転させようかと思います。
10月にTACの公開模試も受験する予定です。
なにせ久々の資格試験なので、試験の雰囲気に慣れておくことも必要かと思っています。
かなりタイトなスケジュールですが、また進捗などもご報告します。