私は46歳くらいだと思うので、これからの人生設計を再考します。
もはや自分の年齢が分からん。
昨年末からKindleで電子出版しており、FPなどの資格関係もテーマとしてきました。
さて、わたしは現在、行政書士の勉強をしています。
これから40代後半から50歳代にかけて追求したいのは「勉強」です。
したがって、「教育関係」を50代のメインテーマにしようと思うのです。
なぜ教育関係か?
最近「人生後半の戦略書 ハーバード大教授が教える人生とキャリアを再構築する方法」(アーサー・C・ブロックス著)という本を読みました。
本書では「流動性知能」と「結晶性知能」という2つの概念を説明しています。
これこそ人生後半の戦略において超重要なキーワード!
簡単に要約するとこうなります。
「流動性知能」とは推論力、柔軟な思考力、目新しい問題の解決力を指します。
一般的に、生得的な頭の良さと考えられているので、読解力や数学的能力と関連があることが研究で明らかになっています。この能力は成人期初期にピークに達し、30代から40代に急速に低下し始める傾向にある。
一方の「結晶性知能」とは、過去に学んだ知識の蓄えを活用する能力です。
結晶性知能は知識の蓄えに依存し、40代から60代と年齢を経るほどに向上します。
仮に減少するとしても人生の終盤になってからです。流動性知能は抽象的な問題を解決する脱文脈化された能力であるのに対し、結晶性知能は人が文化的適応と学習によって獲得した知識に相当します。
人生の後半になると「流動性知能」から「結晶性知能」へと乗り換えるべきなのです。
若い時は地頭に恵まれ、歳をとったら智恵に生まれる。
若いときに事実をたくさん生み出し、歳をとったらその意味と使い方がわかるようになるのです。
この結晶性知能という概念は「ライフシフト2」という本でも紹介されています。
同書では「神経可塑性」という観点からもシニアの優位性を支持しています。人の頭脳は年齢を重ねても強い可塑性を維持できるというのです。
「神経科学者によると脳は柔軟な筋肉のようなもので、適切に訓練し、正しく用いれば一旦失われた能力も取り戻せると言うのだ。」
これはすごい納得するところで、行政書士やファイナンシャルプランナーの資格の勉強で痛感しました。記憶力では圧倒的に若い人には負けるはずなのに、理解度はむしろ上昇している気がするのです。
人生経験を活かせるような試験では、若者よりも有利になるはず。
先述の「人生後半の戦略書」にもありましたが、人生後半で活かせるスキルの一つはずばり「人に教える」と言うことです。
40後半から50歳になると「革新中心のキャリアから指導中心のキャリアに再設計する」が本書における人生後半戦の戦い方です。これまでとは違う土俵で戦うのです。
ということで、これからの3年間はこれまでの経験を最大限に生かせるように教えられることを総動員させます。
ざっくりとしていますね。
ただ、一つだけ確実に達成したい目標としては、
●50歳までに会社員を卒業する!
とりあえず来月の行政書士の試験、頑張ります!
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