やっとKindle本が完成しました!
完成まで半年かかりました。
今回の原稿は「Pages」というMacのアプリを使ってKindleの原稿を書きました。
Pagesは体系だった参考書がないため苦労しましたね。
あらゆるメソッドを駆使して執筆を進めました。
また今回は、表紙・原稿・校正・ePUB・Kindle設定などすべてを自分で行いました。
KDPについては少しは語れるようになったと自負しています。
そこで、今回のテーマは「目次」です。
目次のメリットは……
メリットしかないので、ぜひマスターしましょう!
まずわたしの失敗からご紹介。
最初、目次を自動生成する機能があることを知らずに、ひたすらタイトルとページをコピペしていました。
もうすぐ2023年になろうとするのに……
こんな原始的なことをしてはいけませんね。
ハイパーリンク付きで見出しにジャンプする機能を積極的に使いましょう。
そして、もう一つの失敗は気まぐれに見出しをつけていたことです。
「見出し」だけ目次に掲載したいのに、「小見出し」や「チャプター」も目次に含まれているではありませんか!
たとえば、目次の項目をクリックすると青色にハイライトされるのですが……
このリンク先を調べてみるとタイトル名の「段落スタイル」が「チャプター」として適用されていました。
ここで別の箇所をクリックしてみましょう。
上の青でハイライトされている箇所の「段落スタイル」は「見出し」でした。
ああ、段落スタイルをまた設定しなおさないといけないのか……
この失敗をふまえて、Kindle出版するときはつぎの「目次設定の4ステップ」を念頭におきましょう。
Pagesの目次挿入機能は「段落スタイル」で設定できます。
見出しにしたい部分を選択した状態で、右上のタブを開きましょう。
すると一番上に「段落スタイル」を選ぶプルダウンがでてきますので、そこから「見出し」や「チャプター」などを選択します。
その際、注意すべきことは段落スタイルのルールをきめること!
タイトルや章などをどの段落スタイルにするかあらかじめ決めておくと執筆もスムーズにできます。
私の場合は次のようなルールを決めました。
このルールに沿って段落スタイルを設定。
ちなみにここで設定した「見出し」「小見出し」「チャプター」の文字設定はあとから変更できます。
(ステップ3の「「段落スタイル」の文字設定をそろえよう」でご説明します)
つぎは見出しをつけましょう。
「段落スタイル」から「見出し」「小見出し」「チャプタ」を選択していきます。
右の「段落スタイル」の選択肢から選べばOK。
最初、わたしはこう思ってました。
段落スタイルからいちいち文字の太さや色を1つずつ設定する面倒やな……
しかし、そんなことをしなくても一発ですべての書式を変更できる機能があるのです!
すごく有効なテクニックなのでぜひ使いましょう!
右上の「アップデート」というボタンをクリック!
それだけで変更された文字スタイルがすべての段落スタイルに適用されるのです。
たとえば、さきほど 「見出し」を(太字、オレンジ色、フォントサイズ25)」と設定しました。
そこでフォントサイズを30に設定しなおしたいとき、フォントサイズを30にしてから「アップデート」をおすと、すべての「見出し」のフォントサイズが30に変更されるのです。
このように「アップデート」という機能は自動的に文字スタイルが踏襲されるので、超便利。
最後に目次を挿入しましょう。
上のツールバーにある「挿入」の中に「目次」という項目があるのかと思いきや……ないのです。
ないやん。なんでや?
どこで目次を作るかというと……
まず左上の「表示」から目次を選択します。
すると、左のサイドバーにずらっと目次項目がならびますので、その一番下の「目次を挿入」というボタンをクリック。
すると、カーソルを置いた場所に次のような目次が登場します!
今回はPagesでの目次のつくりかたをお伝えしました!
もう一度まとめると……
人によって執筆方法はちがいますのですが、ご参考になればうれしいです。
ちなみに私は本文を書きながら「タイトル」や「章題」を決めるタイプです。
その都度「見出し」の設定する感じですね。
効率悪いかも……
ま、「見出し」「小見出し」「チャプタ」のルールくらいは事前に決めておいたほうがいいかもしれません。そうすると、スムーズに原稿が仕上げられると思いますよ。
ちなみに、今回出版したKindle本の目次は次のようになります。
【目次】
(まえがき) コロナを奇貨にせよ
(第1章) 「英語戦闘力」とは何か?
(1−1)「英語力」がなんのことかさっぱりわからない件
(1−2)「英語戦闘力」とはなにか?
(第2章) 「英語戦闘力向上プロジェクト」とは何か?
(2−1)これからの人生でかなえたい「多拠点生活」という夢
(2−2) 「プチ日本脱出」のすすめ
(2−3) 日本を3つの段階で脱出しよう。
(2−4)「英語戦闘力向上プロジェクト」を仮に定義してみる
(第3章) 「英語不要論」をぶっとばせ!
Belief : Beat Your Enemies, who discourage you from learning English.
(3−1)「英語はいらない」という危険なトラップ
(3−2)そもそもデジタル化やAIの進化によって英語が不要になるのか?
(3−3)そもそも英語が必要な日本人はいないのか?
(3−4)言語習得はコスパが悪いのか?
(3−5)英語必要論を主張してみる
(第4章) 自分の「英語戦闘力」を熟知しよう
(4−1)現状分析〜自分の「英語戦闘力」をチャートで分析してみよう。
(4−2) 難易度〜自分にとってなにが難しいのか?
(4−3) 必要性〜マトリックスを使おう
(4−4) 目標設定〜自分の伸ばすべきスキルを見定めよう
(4−5)さあ、あなた自身の英語戦闘力を設計しよう
(終章) 日本人が英語を使いこなせるようになると幸福度が増す件
(あとがき) 無目的に勉強する目的
わたしの英語学習歴
それでは、よいKDPライフを!