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【2024年】行政書士2年目の模試戦略を考えたので公表します。

行政書士の本試験まで2ヶ月を切りました。
去年と比べると進捗はまあまあと思いますが、これからの追い込みが超重要。

いよいよ模試シーズン到来となりまして、去年は3回の模試を受けました。
専門学校の「LEC」を主戦場としていましたが、今年はすこし変更!

【参考記事(去年の反省会)】【行政書士試験まで1ヶ月勉強法反省会】よい点は「模試3回受験」・反省点は「判例対策遅すぎ」


2回目だけど最後の受験

もし今回の試験に落ちたら再受験はしません。
よって今年が最後の受験。
不合格であれば法律関係の資格は今後一切受験しないでしょう。

背水の陣でのぞむため、「200点」を自分の最低合格ラインとして設定しています。
去年は「180点=合格点」を鵜呑みにしすぎました。甘い認識を改心でございます。


ここで2023年の模試をふりかえる。

去年受けた模試は次の3つです。

模試名受験日料金結果偏差値判定
LECファイナル模試9月30日9時半〜12時半1,100円106点40.5C
LECヤマ当て模試(1回目)10月15日13〜16時7,500円(セット料金)182点54.7A
LECヤマ当て模試(2回目)10月22日13〜16時206点58.0A


2023年はご覧の通りLECだけを受験。


1回目がひどいけど、2回目からトんだな。


初受験は追い上げがすごい利くのよ!


2点たらずで落ちたけどね……。


2024年に受ける模試3つ

今年は以下の予定です。

模試名受験日(2024年)料金結果
TAC全国公開模試(1回目)9月21日13〜16時5,500円(セット料金)
LECファイナル模試9月28日9時半〜12時半1,100円
TAC全国公開模試(2回目)10月12日13〜16時

おそらく、知っている中でこれが最もコスパの良い模試だと思います。
経済的に余裕があれば「伊藤塾」や「大原」なども考慮に入れて良いかもしれません。
私はこれで充分かな、と。


行政書士の模試を受ける5大目的

今年の模試では次の5つの目的を意識します。

解答順番と時間配分を決める

なんといってもこれが1番です。

まず、1回目の模試で解答順番をためしてみます。
とりあえず去年の本試験の時間アロケーションで。

行政書士の試験時間配分

本試験ではこの通りに進めましたが、もちろんトイレ休憩なんて余裕ない!
見直しをする時間もなく、憲法や基礎法学も20分取れませんでしたね。

そのあたりは、トライアル&エラーで再構築します。

②13時から16時までの集中力をマックスにする!

13時から16時までの集中力が勝負をにぎります。
昼時間の「記憶力」「判断力」「読解力」をmaxにするため、2ヶ月位前から昼型生活にシフトするように心がけます。

というのも、私は極端な朝型人間(3時か4時に起床します)。
昼ごろになると睡魔に襲われ集中力が鈍るのです。



それはあかんやつやな。



そろそろ、生活リズムを午後型に変えないといけない!
去年の秋の睡眠リズムをみながら、調整方法を考えます。


模試もできるだけ13時から16時までの時間内に設定することがベストですね。


③わざと自分に不利な状況に置く

「行きたくなくてもトイレに行く」
「わざと試験時間を5分ほどスタートを遅くして試験時間を短くする」

試験当日に何が起こるかわからないですよね。
というのも、わたしは初歩的かつ致命的なミスをおかしましたから。
通称「AppleWath事件」

参考記事:【2023年】行政書士試験の体験記(AppleWatch事件)


何があっても動じないメンタルを持つ訓練をしましょう。
そのためには模試を活用するのが一番!

隣の受験生が咳を連発したり、貧乏ゆすりがひどかったり程度は想定内にしておきたい。


④模試の得点は気にしない、むしろ悪くする。

ズバリ、模試の得点は気にしないことです!
先ほどの表をみてわかるように、去年の模試では2週間で「C判定」から「A判定」まで伸ばしました。
ファイナル模試では最悪の環境を想定し、わざと自分を追い込みました。
その結果は最低でしたが、その仮説検証を活かして得点力を伸ばしたのです。


参考記事:【行政書士試験まであと1週間】模試の結果をさらしつつ本試験の時間配分を考えた。


得点を検証しながら、最後の最後までもがく。
たとえ模試で250点とろうと本番が178点だったら、この2年間が水疱と化すのです。

⑤新形式の問題を収集する。

2024年度の試験から新たに「戸籍法」「住基法」「行政書士法」が追加されました。
去年まで勉強していた受験生グループには、やや酷な条件ですが、3〜4問はかなり大きいです。

このジャンルであまり勉強時間をさきたくないので、模試から予想問題を集めましょう。
いわば、資格予備校に「出題の予想作業」をアウトソースするのです。


模試はできるだけ早めに申し込もう!

昨年は模試を受けたおかげで、実践形式をつかむことができました。

ただ、わたしはツメが甘すぎて、不合格でした……。

先述したように、追い込み時は「13時から16時までのパフォーマンス」を引き上げるべきです。
そのため、模試はこの時間枠での受験を強くお勧めします。

去年はLEC「ヤマ当て模試」は2回とも午後受験することができましたが「ファイナル模試」は午前中9時半の時間枠しかとれず。今年も申し込みが遅かったので、しかたなく午前枠で受験予定です。

やはりまだツメがあまい。



この時間枠をゲットするためには、すみやかに模試の申し込みをしなければなりませんね。
「遅滞なく」ではなく「すみやかに」です。できれば「ただちに」。


行政法に沼ってるやん。


TAC行政書士の模試は料金的に安いので、直前に申し込むと会場受験さえもできなくなるおそれもあります。

LECの「ファイナル模試」はすぐに枠が埋まりましたが、「ヤマ当て模試」ならまだ昼時間枠があるかも。



受験生のみなさん、来週からともに頑張りましょう!

【参考記事(昨年の結果)】【行政書士試験の結果】「178点は合格から一番遠い不合格だ」と思う。





この記事を書いたのは私です

ケンタ
ケンタ
1級ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士。
【経歴】1977年兵庫県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、多種の業界で管理部門をほぼ経験しました!(IT、経理、経営企画、財務、人事、マーケティング)
【得意分野】人生設計やプラン作成、分かりやすく説明したいです。
【趣味】カフェめぐり(日本全国のスタバ旅など)グルメ、ストイックな勉強。