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英語の翻訳本を執筆してわかった!DeepLを使って英語力を飛躍的に向上させる方法。

先日、 スリランカの滞在記を執筆しました。


ついでに英語の翻訳本も出版しようと思いたちました。
約78,000文字の英語を独力で翻訳を試みるも、とてもじゃないけど無理!
そこで、翻訳ツールを使って執筆し、約15日間かけて完成!

A 47 year-old Japanese guy tried Ayurveda in Sri Lanka: 15-day story with Ayurveda



その結果、思いがけない発見があったので共有します。


Google翻訳はお話にならなかった。

当初は、「Google翻訳」を利用して一文ずつ和英翻訳をしていました。
しかし、この方法を継続していたらゆうに2ヶ月ぐらいかかってしまいます。

こりゃ、あかん!


しかも、Google翻訳のボキャブラリーはあまり豊富ではありません。
同じような表現を使い回すのです。


さすがに読者も飽きるわな。


そこで別の翻訳ツールを検討しました。


「DeepL」の翻訳機能は優秀!

そこで、第一候補のサービスとしてあがったのが「DeepL」という翻訳ツール。
実際に使ってみると、利便性が非常に高いことがわかりました。
翻訳の精度も正確です。

例えばこのような文章を翻訳してみます。

後になってわかりましたが、座席指定ができるシート位置や「有料か無料か」という料金設定も時間の経過によって変わります。

これをDeepLとGoogle翻訳の両方で英訳してみました。


まず、Google翻訳を利用した結果の文章です。


I found out later that the seat locations where you can reserve a seat and the price (whether it’s free or not) also change over time.

別に悪くない内容ですね。意味も通じます。
ただ、少し文章自体が長ったらしいです。

次に「DeepL」で翻訳した文章が以下です。

As I found out later, the seat positions that can be reserved and the fee settings, such as “paid or free,” also change with the passage of time.

文章自体が長いことは否めませんが、Google翻訳よりも読みやすくなりました。
「”As”や”such as”などをつかって読者にストレスを感じない流れをつくっているよね!」と非ネイティブながら思いました。


DeepLは操作性も視認性もいい。

DeepL Writeでは左側にオリジナルの日本語、右側に翻訳された英文が表示されます。
そのため、一つ一つの表現を確認しやすいのも特徴です。



また、翻訳文も読みやすい文脈で構成されているとおもいます。
特におすすめの機能は「単語の候補を選択できること」。

同じ単語でも複数の言い回しを候補として挙げてくれるので、自分のボキャブラリーにない表現を習得することもできます。


ここでひとつ留意点があります
前から順番に単語を変換していきしましょう。
DeepLのシステム仕様のせいか、うしろから単語を修正すると文章全体がリセットされてしまうのです。
そのため、前から順番に単語を変更するべし。


読み上げ機能でリスニング力もアップしよう

DeepLの翻訳ツールでもうひとつ便利だと思ったのは、読み上げ機能です。
英訳の下部にあるツールバーには「読み上げ」のアイコンがあります(下図の赤で囲った箇所)






これを押すと英文を音声出力してくれます。
原稿チェックする機能として使えますが、英語のリスニングとしても活用できますね。

「DeepL Write」を併用するとライティングの幅が広がる

さらに!
「DeepL Write」を使うと、 DeepL翻訳の英文をより洗練された文章へと変換してくれます。

手順としては、まず左側のウィンドウに「DeepL 翻訳」で翻訳した英文をペーストします。
すると、右側にリライトされた英文が表示されるのです。
リライト箇所には下線が引いてあるので、どこが修正されたかがわかるようになっています。




DeepL Writeの最大の特長は、単語だけでなく文章自体も候補からチョイスして変換できる点です。
文章全体をアップデートしてくれるので、 自分のセンスに合った文体を構築できます。
この機能が非常に便利!

DeepLに有料課金するべきか?

ところで「DeepLPro」という有料プランもあります。
わたしは、「1ヵ月無料トライアル」というものを試してみました。

「DeepL Pro」には、PDFやWordなどをアップロードして文章をまとめて翻訳する機能があります。




しかし、この機能には短所があります。
一つ一つの文章をタイムリーに修正することができないのです。

そのため、わたしは次のプロセスで英訳をすすめました。

①「DeepL翻訳」で英訳
②「DeepL Write」に①をコピーアンドペースト
③「DeepL Write」の右ウィンドウで一文ずつチェックしてリバイス


その結果、2週間ほどで作業が完了。
無料トライアルをストップさせました。

個人的には無料バージョンでも十分使えますので別に課金する必要はないかと思います。



まとめ:DeepLでアウトプット力を鍛えよう

このようにDeepLはアウトプットの強化にとても適しています。
L(リスニング)S(スピーキング)W(ライティング)すべてをトレーニングできるのです。

以下の図でいうところの、右側赤線で囲った部分ですね。




ただ、ここに至るには基礎的な英語力が必要不可欠です。
そのための英語トレーニングカリキュラムをこの1年で作成しようと思っています!

乞うご期待。




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この記事を書いたのは私です

ケンタ
ケンタ
1級ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士。
【経歴】1977年兵庫県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、多種の業界で管理部門をほぼ経験しました!(IT、経理、経営企画、財務、人事、マーケティング)
【得意分野】人生設計やプラン作成、分かりやすく説明したいです。
【趣味】カフェめぐり(日本全国のスタバ旅など)グルメ、ストイックな勉強。