2018年2月に徳島を訪問したのでランチレポートします!
今回は徳島で一人旅。
ランチをどこで食べようかと途方にくれていたら、徳島駅から徒歩1分ほどのところに商店街を発見しました。「ポッポ街」という名前のようです。なかなかファンキーな通りですね。
ポッポ街をしばらく歩くと、ぼくはある光景に心を奪われました。
これが「けんど茶屋」です。
まるで昭和にタイムスリップしたかのような錯覚におそわれました。
この「けんど茶屋」の外観がまたユニークなのです。
私が一番注目したのは、入口近くに飾られている2体の人形です。
横にあるホワイトボードにはこのような説明書きがありました。
「この人形は香川県引田のひな祭りに行ってみつけたものです。
とてもユニークで可愛いから無理なお願いをして送って頂きました。
当地では田んぼのカラスを追い払うため色んな人形(カカシ)を作り、工夫をするそうです。」
要するにカカシのひな祭りバージョンということですね。
なんともフォトジェニックな光景ではないですか!
旅先では一人で入れるような店舗を探すのに一苦労するのですが、けんど茶屋では一人で入れるような空気が漂っていました。
おかみさんが4人掛けの座席を案内してくれました。
4人掛けのテーブル席が3テーブル、真ん中に大テーブルがあり、奥には座敷もあります。
私が入店したときはお客さんが3人いましたが、女性の一人客もいらっしゃったので、女性も安心できますね。ぼくはテーブル席に座りました。
店内にもシュールさが垣間みれます。
レジ横には結構大きめのたぬきの置物があり、安堵感を与えてくれます。
さて店内の内装を一通り堪能したぼくは、ようやくオーダーすることにしました。
店先の看板にはこのようなメニューが掲げられてあったので、どれにするか迷いますね。
徳島といえば「徳島ラーメン」が有名ですが、その横の「徳島どんぶり」も気になります。
「そば米雑炊」も美味しそうですね。
店内のメニューを見てみると他にもたくさんの選択肢がありましたが、「とくしま丼」の説明が書かれてありました。
「とくしま丼」という料理は徳島ラーメンの具材をご飯の上に乗せたものらしいです。
ラーメンスープの出汁をアレンジした汁がかかっているので混ぜて食べると美味しいとのこと。
けんど茶屋イチオシらしいので、これに決定!
待つこと約5分。ついに徳島名物のとくしま丼とご対面です。
徳島ラーメンの具材として、もやしとネギとたまご、そして甘く煮た豚肉が入っています。
このご飯の下にはラーメンスープが入っているので、具材とスープとご飯を混ぜて食べるのが定石のようですね。
食べてみると、徳島ラーメンと丼が融合した感じがする上に、たまごかけご飯の味も楽しめるので一石三鳥の丼めしです。
このとくしま丼はもともとはフジテレビの社員食堂のメニューの一つであったようで、知る人ぞ知る名どんぶりなんですよね。
ぼくは初めて知りましたが、美味しくいただきました。
また、お椀にそば米汁もついてきて、これも野菜が多めに入っててうれしい一品。
徳島特産のすだちが中に入っているので、香りがいいです。
とにかく、独特な世界観を持った店構えに目を向けがちですが、味もいいし優しい店員さんの応対も親切なので、徳島での一人飯におすすめですね。
徳島駅近くの「けんど茶屋」で一人ランチ!超シュールな店構えですね。(^_^*)
徳島名物「とくしま丼」をいただきました! pic.twitter.com/raZUPCQv9R— ケンタ (@kentasakako) 2018年2月25日
でも、一つ気になったのがテーブルに灰皿があったことです。
禁煙だったら尚のこといいんですけどね。
ぼくが入ったときは誰もたばこを吸っていなかったのですが、ひょっとしてランチタイムは禁煙なのかな。
いずれにせよ「けんど茶屋」は徳島に来たら是非立ち寄りたいスポットです。