2016年6月に埼玉県の浦和を訪問しましたので浦和からランチレポートです。
それまで知らなかったのですが、「浦和」といえば「うなぎ」が名物とのことです。
なぜ、内陸の浦和でうなぎなのでしょうか。
あるサイトによると、このような説明がなされています。
江戸時代、浦和近郊は沼地が多く、川魚が多く生息する水郷地帯で、魚釣りなどを楽しむ行楽客で賑わっていました。その行楽の人々に沼地でとれたうなぎを出したのが始まりで、味の良いことが評判になり、中山道を行き来する人たちがわざわざ足を運んだということです。
引用元:浦和のうなぎ | さいたま観光国際協会
うなぎといえば浜松の浜名湖近辺が有名ですが、日本各地の沼地や湖畔でも良質のうなぎを使用した料理が味わえます。
うなぎが大好きなので、毎年土用の丑の日あたりはうなぎを食べ歩きたいです。
今回ご紹介する満寿家さんは中山道沿いにあります。
まさに江戸時代に行楽の人々が訪れた地域ですので、味も絶対に担保されているはず!
浦和駅から徒歩5分くらいの距離にあります。
店内は洗練されていて一人ランチでも入りやすい。
店内に足を踏み入れてみると、敷居が高い格式のある雰囲気がただよっていました。
個室もありますので、感染症対策にもなりますね。
瀟洒な雰囲気ですが、一人でも安心して入れます。
テーブル席もありますので、 一人ランチでもゆったりできます。
13時以降に入店したのでそれほど混雑していませんでした。
窓側のいい席に案内してもらいまして、早速メニューを拝見しましょう。
うなぎを食べる際のメニューはランチメニューがお得です。
うな重は並で2700円しますが、ランチで食べると1400円で食べられます。
うれしいプライスですね。
その他にもランチメニューとして「海鮮ちらし」や「穴子重」が注文できます。
ちなみにランチメニューのご飯大盛りは無料です。
ぼくはこれを見落としてしまい、普通盛りでの注文となってしまいました。
待つこと5分ほど。うなぎが到着しました!
うなぎが輝いていますね!
実際に食べてみると、うなぎがすごく柔らかいです。
たれの主張がそれほど強くない感じがしました。
普段食べているうな丼はたれの味が濃いのですが、満寿家のうな丼はたれが比較的あっさりめで素材の味を楽しめます。
さすが明治時代から続く老舗の味。
うなぎも最高級紀州備長炭で焼き上げているので、香りがちがいます。
帰り際に店員さんに産地を聞いてみると、意外にも九州から仕入れることが多いとのことです。
その日によって仕入れ先は変わるそうですが、この日は鹿児島産のうなぎだということでした。
今度は坂東太郎(5200円)というブランドうなぎを食べてみたいですね。