昨今のインフレすごいですよね。
この物価高騰が続く中、各地の自治体でエネルギー支援策が実施されています。
先日、とある法人で「千葉市エネルギー価格高騰支援金」の申請をサポートする機会がありました。
実際に作業を進めてみると、意外な発見もあったのでシェアします!
まずは補助金の全体像をおさえましょう。
千葉市で実施されている法人のエネルギー支援は、支給額が110,000円となっています。
途中で10,000円増額された経緯もあり、事業者にとってはありがたい制度。

もうすぐ期限締切ですが、ギリギリ間に合います!
今回実践した申請手順は、以下の4ステップでした。
まずは、PDFでパンフレットを確認。
「自社が対象となるか」「何を準備すべきか」を読み解きます。
必要な準備物を「5つの要素」に整理。
事前にAIに質問したところ「登記事項証明書が必要」といった誤回答が出力されたので、自身の目でも確認を!
これが一番大変でした!
電気代やガス代の領収書や請求書を集める作業です。
千葉市のQ&Aによると、通帳の引き落とし履歴のコピーでは不十分でした。
ただ、対象期間のエネルギー費用が30,000円以上であれば要件を満たすため、ハードル自体は低い印象です。
記入が必要な書類は申請書と誓約書の2点のみ。
申請理由書などの作文は不要で、資料に会社情報を記入するだけでした。
行政書士の手を借りずとも、十分に自社で完結できるレベル感かもです。
行政書士のわたしがこんなこと言うのもなんですが……
今回最も時間がかかったのは、申請書作成ではなく情報集めでした。
とくに注意が必要だったのが、領収書を紛失していた場合です。
電力会社へ支払証明書の発行を依頼すると、郵送までに10日から2週間ほど要します。
申請期限に間に合わないリスクがありましたが、比較的短期間で手配できる「検針票」の手配を優先的にお願いしました。
同時に「支払証明書」も依頼し、準備ができたものから順次発送してもらう対応をとりました。
結果として、「検診表」だけでもOKでした!
それでも「PlanB(予備の選択肢)」を用意しておく姿勢こそがカギとなりますね。
「行政書士に依頼するか、自社で対応するか」は、費用対効果で判断するのも一つの手です。
今回の作業にかかったコストとリターンを試算してみました。
自社の作業時間を試算した条件は以下の通りです。
一方で、得られるリターンの期待値を計算します。
投入コスト11,250円に対し、期待値は99,000円となります。
ROI(投資対効果)に換算すると、約8.8倍の数値ですね。
自社のメンバーにまかせても高ROIが見込めそうな感じなので、いずれにせよ高い投資効率ですな!
このような給付金の申請作業には、キャッシュイン以外のメリットも存在します。
明細書を詳しく確認する過程で、固定費の見直しという「キャッシュアウトの抑制」につながるのです。
たとえば今回の作業中、事業所に2種類の電力請求書が届いていることが判明しました。
一つは「動力プラン」、もう一つは「一般プラン」です。
家庭用の契約と、電力を多く消費する事業所用の契約が混在していたのですね。
単価の設定が異なるため、契約プランの見直しを行う良い機会となるはず。
給付金を得るだけでなく、毎月の固定費を削るきっかけが得られるというまさに一石二鳥。
申請手続きは、資金繰りや契約内容を改めて見直す契機としても価値がありますね。
今後も、現場での気づきを一つひとつ蓄積していきますね!
