「ドラゴン桜2」を再読したら、いつのまにか没頭していました。
気づけば私の子どもも中学2年生!
勉強を教えられる範囲もそろそろ限界に近づいてきました……。
今回、勉強方法を再考するいい機会となったので、勉強法について自分の意見をふくめて書きます!
私が取り上げたいと思った学習メソッド(国数英)は以下です。
本作では、太宰府治先生が「キーワードを探しながら文章を要約する」というトレーニングを紹介しています。
これ、とても有益だと思います。
行政書士試験などの資格試験の記述問題でも言えることですね。
キーワードを盛り込み、自然な文章としてつなげるなければ得点になりません。
本書では「時系列順に並べる」「主語述語を整理し、具体的に誰がどうなったかをまとめる」「ワード同士をつなげる」など要約のテクニックも披露しています。
じつは要約が読解力向上につながるのです。
わたしも実感していますが、文章を書くとなぜか読解力も身に付くのですね。
英語のアウトプットを習慣化することが大事。
東大専科コースの生徒2人も日々トライしていました。
龍山高校の天野君は、毎日YouTubeに30秒間、受験生ライフを英語で発信。
英語でのアウトプットを日常化することにより英語脳に変換したのです。
また、早瀬さんはTwitter (X)で 12歳の帰国子女になりきって英語でつぶやきます。
毎日10ツイート。ライティングの効果も大きそう。
また、東大英語において最重要であるリスニングは「シャドーイング」でトレーニングしています。
つぎの4段階のステップで英語に慣れていくのです。
①和訳を読む
②英文のスクリプトを読む
③英文のスクリプトを読みながらぼそぼそシャドーイングする
④何も見ないでシャドーイングをする
私も20年前くらいに「アリーマイラブ」というドラマで字幕を見ながらシャドーイングしていた時期がありました。最初は日本語字幕で、慣れてくると英語字幕を利用していましたね。
最近では朝の5時半からチバテレビで放送されるBBCのニュースでシャドーイングしていました。(現在は放送していません。復活希望!)
数学の基礎はやはり「計算」です。
計算のスピードを上げ、正確性を上げる。
「ドラゴン桜2」でも小学2年生レベルの計算ドリルを解きまくるシーンがありました。
大学入試では電卓は使えないため、とにかく暗算の正確性とスピードが求められます。
ちなみにわたしの子どもはそろばん2級。
暗算もすごいので、これは強みかも。
あと、個人的には作図も大事だとおもいます!
文章題では、問題内容を把握するために、きちんと図を書くこと。
スピーディーに的を射た図を書けるトレーニングもしておこう。
「第5巻」では、東大受験生を持つ親が留意すべきポイントを紹介しています。
①一緒に朝ごはんを食べること
②何か1つでも家事をさせること
③適度に運動させること
④毎日同じ時間に風呂に入らせること
⑤体調が悪い時は無理させず、休ませること
⑥リビングはいつでも片付けておくこと
⑦勉強に口出しをしないこと
⑧夫婦仲を良くすること
⑨月に1度家族で会食すること
⑩この10箇条を父親と共有すること
桜木先生は「この10箇条をすべて1年間実行すればお子さんたちは必ず東大に合格できます。」と豪語します。
①と⑨がわたしの課題です。
そもそも親が勉強していないのに子供に「勉強しろ」というのは虫がよすぎます。
実際、私は長年コンプレックスを持っているため、4年前くらいから朝4時には起きてインプット作業に励んでいます。
暇があれば本を読んでいますし、行政書士の勉強も超楽しくなってきました。
その姿を見ているせいか、私の子どもも気づけば勉強しています。
正直にいうと、私よりも勉強のセンスがあると思っています。
もし 本人が希望すれば、「東京大や一橋大の攻略カリキュラム」を今から作ろうかなと思ってます。
こういうの大好きですし。
子どもの進路を親が口をはさむことではないと思いますが、目標がなければとりあえず国立大学を目指すのも「アリ」かと。一橋はわたしの単なる願望……。
主人公の桜木建二はこう言います。
「幸せとはお金と健康だよ。」
続けてこう言います。
毎月赤字にならない安定的な所得があること。
怪我や病気をせず心身ともに健康であること。この2つが満たされていれば人はだいたい幸せを感じられる。
自分が幸運であることに気づいていないのは大きな損失かもしれません。
「平穏に生活ができていること」「ふつうに勉強や仕事ができること」を幸運であると日々思い起こさなければならないと思う今日この頃です。
わたしもいま行政書士の勉強ができることはラッキーです。
ま、大学受験までにいろいろ環境や状況もめちゃくちゃ変化しているかもしれないので、柔軟に対応しますね。