2017年9月に宇治を訪問したのでランチレポートします!
宇治に到着した私は、ランチ場所のためにGoogleでリサーチしました。
そこで目にとまったのが「にしんそば」。
「にしんそば」というのは北海道や京都で有名らしいですが、ここ宇治で味わうこともできるのですね。
よし。今日は「にしんそば」を食べてみよう。
まず、伊藤久右衛門の読み方ですが 「いとうきゅうえもん」と読みます。
伊藤久右衛門は、江戸時代から続く老舗の宇治茶店。
本店の建物内には、お土産屋さんと茶房が併設されていますので、待ち時間にお土産を選ぶという時間の過ごし方ができますね。
場所は、JR宇治駅から徒歩10分くらい。
宇治川方面に足を運び、宇治橋を通過します。
そのまま大通り沿いに歩けばすぐに見つかるので迷うことはないと思います。
店内には平日の12時15分に到着。
すでに4人待ちの状態でしたが、これが13時くらいになるとお客さんが急増します。
やはりなるべく早い時間帯のほうが混雑を避けられます。
さらに休日は混雑必至です。
食べログの情報を見ると休日は100分待ちがあるとか。そんなに待つのか。
開店が10時なのでできれば11時ごろまでが狙い目かもしれませんね。
店内は清潔感があり、4人がけのテーブル席と2人がけのテーブル席が並んでいます。
待つこと5分くらい。空席が出ると順番通りに席に通してくれまました。
私は幸運にも1人なのに4人席の広いテーブルを案内してもらいました。
ゆったりと過ごせますが、一人でいい席を独占していることに少し申し訳ないです。
ありがとうございます。
ぼくは当初の計画通り、「にしんそば・かやくご飯・ミニあんみつ付きセット」をオーダーすることにしました。
周囲を見た感じでは、抹茶スイーツをオーダーしているお客さんが多かったですね。
ここでは抹茶パフェが名物みたいです。
今度は家族で抹茶スイーツを味わいにきたいですね。
ひたすら「にしんそば」を推していますが、私は一度も「にしんそば」を食べたことがありません。
そもそも食べる機会がなかったのです。
にしんという魚は栄養価がとても充実しているので、最近になって興味を持っていたところです。
にしんそばに使われる身欠きニシンはタンパク質だけではなくビタミンやミネラルも豊富で、昔から健康に良い食材として食べられてきました。
京都でにしんそばが有名なのはなぜでしょう?
江戸時代から京都ではにしんが貴重なタンパク源として重宝されていたということと、にしんが長持ちしない魚なので干物にして昔からなじみのあるそばとミックスさせたという経緯があるようです。
(にしんそばの生みの親は「松葉」という芝居茶屋の松野与三吉という方らしいです)
そんな背景も考えると、京都ではにしんそばを味わいたいところですね。
にしんそばの定食が到着しました。
美味しそうな雰囲気をかもし出していますね!
色鮮やかなそば、これは緑色の宇治茶蕎麦を使っています。
そして、にしんの甘露煮がまた美味しいんですよ。
程よく柔らかいため食感がよく、程よく甘いためそばとの調和が強調されます。
出汁は全部飲み干しました。
ねぎもおいしいので残さず完食。
かやくご飯とにしんそばをゆっくり食べること30分。
美味しい食事はゆっくり咀嚼することを心がけていますからどうしてもそれくらいかかってしまいました。
さて、最後にデザートのミニあんみつを食べましょう。
ミニあんみつには、抹茶ゼリーと白玉、小豆とみかんが入っています。
あくまで「ミニ」あんみつなので、サイズ的にもっと欲しいかたは単品でオーダーしましょう!
ふと机の上を見ると、このようなお知らせがありました。
なんと、SNSで写真を投稿すると5%の割引サービスを受けられるのです。
きちんと英語と中国語でも説明しているのでインバウンド対策もばっちりですね。
私もTwitterに投稿して、会計時に5%の割引を受けることができました。
最終的に、今回のお支払い金額は以下のとおり。
にしんそば+かやくご飯+ミニあんみつ:1,470円
5%割引:▲74円
合計:1,396円
伊藤久右衛門は、宇治に来たらぜひ訪れたい名店の一つですね。