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「お金や影響力こそが成功」と思い込んでいる人に読んでほしい本

ここ最近、SNSを開けば「フォロワーが1000人になりました」とか「ブログ収益7桁突破」などの報告が多いのでございます。

最近でも「今年の目標はTwitterのフォロワー数10000人です」という意気込みの人も多く見られます。

こんな私もちょっと前までは「インフルエンサーになりたい」だの「ブログで収益を得たい」だのエゴと自尊心の塊でした。

今は煩悩から解脱して平穏な日々を送っています。

ある本を読んで考えなおしたんですよね。

今回は、「お金や影響力こそが正義」と思っている人におすすめの本をご紹介します。

       

メンタルが強い人はネガティブな習慣をもたない。

それは、エイミー・モーリンの「メンタルが強い人がやめた13の習慣」という本です。  

 
タイトルを見ると、メンタルを強くするための秘訣がのっているかと思ったのですが、少しイメージと違いました。
「メンタル強化本」というよりは、自分の核となる部分を探すのに役立つ本ですね。
 
本書では「メンタルが強い人がやめた13の習慣」として次の項目を挙げています。


1. 「自分を哀れむ習慣」をやめる
2. 「自分の力を手放す習慣」をやめる
3. 「現状維持の習慣」をやめる
4. 「どうにもならないことで悩む習慣」をやめる
5. 「みんなにいい顔をする習慣」をやめる
6. 「リスクを取らない習慣」をやめる
7. 「過去を引きずる習慣」をやめる
8. 「同じ過ちを繰り返す習慣」をやめる
9. 「人の成功に嫉妬する習慣」をやめる
10. 「一度の失敗でくじける習慣」をやめる
11. 「孤独を恐れる習慣」をやめる
12. 「自分は特別だと思う習慣」をやめる
13. 「すぐに結果を求める習慣」をやめる


メンタルが強い人がやめた13の習慣

 

これらの習慣をスパッとやめられるかというとすごい難しいですよね!  

私が本書を読んで感じたことは、自分の価値観を明確にすることがメンタルの強化につながるということです。 これは当然のように思えますが、自分の価値観とか本当の目標って意外と気付かないものなんですよね。  

一度でいいから「成功の定義」を考えよう。

たとえば本書ではこのような問いかけがあります。
 

人生で決断を迫られたら、自分の価値観を知っていることが大切だ。
そうすれば、最善の選択ができる。

「一番大切なものを5つ挙げてください」と言われたら、さっとリストにすることができるだろうか?
ほとんどの人ができない。

大切なものがわからなければ、どこにエネルギーを注ぐべきか、何が最善の決断か、わからないだろう。

メンタルが強い人がやめた13の習慣

 

ご多分にもれず、私も「一番大切なもの」としてまっさきに「お金」と「フォロワー数」と思い浮かべていました。 いかにも俗世的です。
しかし、この本を読み進めるうちに考えが改まったのです。  

成功とお金はイコールだと考える人は多いけれど、当然ながらお金持ちになることがみんなの願いとは限らない。
あなたの「成功の定義」は地域貢献かもしれない。働く時間を減らして困っている人のために自分のスキルと時間を使う。それがあなたの誇りであり成功の定義なら、ひたすらお金を稼いでいる人をうらやむ必要はない。

「ほしいものはすべて手に入れたけど、まだ幸せじゃない」という人は、実はほしいものを手に入れていない。他人の成功の定義に従っているだけで、自分らしく生きていないのだ。

メンタルが強い人がやめた13の習慣

 
自分の「成功の定義」とはなにか? どうなったら成功といえるのか?

この思考の過程をすっとばしている人も多いのではないでしょうか?

私も漠然と「お金」や「影響力」があれば幸せになれると思い込んでいたのですが、果たしてそれが自分の望んでいることなのか自信がなくなってきました。  
やはり「健康であること」と「家族で楽しく生活すること」ということが最終的なゴール、のはず。

そのための手段としてお金が必要なわけです。  

たとえ年収1億円あったとしても、家族がバラバラであれば個人的には幸せとはいえませんしね。  

みなさんもこの本を読んで幸福について一考してみてはいかがでしょうか?
 

この記事を書いたのは私です

ケンタ
ケンタ
1級ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士。
【経歴】1977年兵庫県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、多種の業界で管理部門をほぼ経験しました!(IT、経理、経営企画、財務、人事、マーケティング)
【得意分野】人生設計やプラン作成、分かりやすく説明したいです。
【趣味】カフェめぐり(日本全国のスタバ旅など)グルメ、ストイックな勉強。