先日、 行政書士を初受験。
「スマートウォッチ持参」という初歩的なミスをやらかしました。
ふりかえると試験内容も反省点がテンコ盛り。
合格発表までずっとモヤモヤしているのは苦しいので、とりあえず成仏させます。
試験日の夜、自己採点。なんと、基礎法学と憲法は全滅。7問全問まちがい!
確率論からすると、ノー勉(勉強を全くしない状態)でも2問正解できるはずなのに!(5択なので20%は正解できるはず)
1問目から7問目までバツ続きのダメージに加えて、ケアレスミスが散見。
いったん自己採点をストップし、寝込みました。
「再起不能になるかも」と不安がよぎりましたが、翌日に自己採点を再開。
記述以外のスコアは以下になります。
分野 | 正解数 | 問題数 | 得点 |
---|---|---|---|
基礎法学・憲法 | 0 | 7 | 0 |
行政法 | 13 | 19 | 52 |
民法 | 5 | 9 | 20 |
商法 | 2 | 5 | 8 |
多肢問題 | 7 | 12 | 14 |
記述問題 | ? | 3 | ?? |
一般知識 | 12 | 14 | 48 |
記述以外の合計得点 | 142 |
一般知識が85%の正解率!
これでリカバーできたようなものですね。
この試験結果を見ると「法律に少しかじったことのあるうんちくがある人」に過ぎないな……
あとは記述の出来次第となります。
合否は記述の結果次第になりましたが、私の記述解答は以下のような感じです。
(44問目) 行政事件訴訟法
Y市に対して、差し止めの訴えをするとともに仮の差し止めを申し立てることが有効である。
(45問目) 民法:物権
抵当権に基づいてBに対してCからの火災保険金の払渡しの前に当該債権を差し押さえなければならない。
(46問目) 民法:債権
不完全履行に該当するため、催告をした上で代金減額請求、契約の解除、損害賠償請求ができる。
不要なものを書き、書くべきことを書かなかった後悔よ。
この1週間、ずっと頭の中で繰り広げられる一人チャットにさいなまれていました。
なぜ「物上」の二文字を書かなかったのか。
なぜ「催告」など意味不明な言葉を書いてしまったのか。
なぜ差止めの目的語を書かなかったのか。
自問自答が延々と頭をめぐっていましたが、もう断ち切りましょう。
ひとえに基礎が足りませんでしたね。修行不足です。
逆にいうと、これだけ間違えてボーダーまで持っていったのもすごいな。
わたしが勝手に私淑している「LEC」の横溝先生に個別で採点をしていただいたところ、次のようなご見解でした。
「ボーダーラインですが、不合格の可能性もそれなりに高いです。」
全く同意で、先生によれば記述の採点は次のような感じになりそうです。
記述問題 | 下限 | 上限 |
---|---|---|
44問 | 16 | 18 |
45問 | 8 | 10 |
46問 | 8 | 10 |
合計点 | 32 | 38 |
174点〜180点か……。
間をとっても4点ほど合格点に足らない。
無念。
民法のケアレスミスがなければ……
「一人チャットの無限ループ」がはじまりそうになり、必死でおさえる。
さて、どっちに転ぼうが12月には勉強をリスタートしなければいけません。
ただ、少し休みたいので、2024年1月31日の合格発表をみてから勉強のプロジェクトを立てようと思います。
それまでは「ココナラ」というサイトから仕事のご依頼を受けつつ、Kindle出版を淡々と続けながら、今後の展望をじっくり考えます!
「人生相談・FP相談・勉強相談」を電話とメールで受け付けていますのでこの機会にどうぞ!
それにしても、行政書士は絶対評価(合格点数は180点/300点)で合否が決まるので、宅建士のように合格発表までやきもきしなくていいかと思ったのに。
合格可能性が3%くらいあるので、この2ヶ月は生殺し状態です。
しかしながら、働きながらの完全独学で健闘したほうだと思います。
基礎は超大事だと痛感しました。学びなおします!