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【2年目の行政書士試験】2024年本試験当日を振り返る!自己採点の結果はどうだったか?

昨日、2024年11月10日に行政書士試験2回目のチャレンジへと参りました。




昨年は、まさかまさかの「Apple Watch事件」がありまして、自身の準備力の欠如を痛感しました。


普通にありえんだろ……


去年の受験体験記事:【2023年】行政書士試験の体験記(AppleWatch事件)


ということで、今年の行政書士受験日を振り返ります。



試験1週間前からメンタルがおかしくなる

試験前は極度のプレッシャーで精神的にきつかったです。

とくに専門学校のファイナル模試を受けたとき。
基礎知識で「足切り」の点数(54点中12点)を取ったときの苦痛たるや……。
「ひょっとして自分は致命的なほど頭が悪いのではないか」と自信を失い、誰にも相談できない日々をすごしました。

試験の1週間くらい前から睡眠時間がさらに短くなり、独り言で条文をブツブツ発するようになり、家族との距離感ができ孤独感が増し、不必要に追い込まれる!

おもえば去年、わずか2点足らずで不合格でした。
1問の重要性を身にしみているだけに1問も落としたくないという焦燥感が募ります。
この2点のために、合格発表までの約3カ月間、生きた気持ちがしませんでしたしね。



関連記事:【行政書士試験の結果】「178点は合格から一番遠い不合格だ」と思う。

超直前期なのに、過去問や直前模試を見返しても全く頭に入って来ず、 点数につながらない焦り。
抜本的に何かを変えなければならない、と感じました。


関連記事:行政書士の勉強をすればするほど得点できなくなる「直前期謎スランプ」について


苦しみ抜いた試行錯誤の果てに、自分なりに編み出した解答方法を開発できました。
それが試験3日前。

この解法を完成させるべく最後の3日間は意識ある時間はすべて勉強に費やしました。


試験当日は3時間睡眠。朝一で酸素カプセルに行く

試験前日の土曜日。
記憶がないほど勉強に没入し、軽めのランニングをしてから眠りにつこうとしました。

22時ごろに入眠しましたが、翌1時に目が覚め、それから眠れない。

これはあかんやつや


そう直感しました。

普段であれば昼寝でリカバーできますが、本試験は13〜16時の日中勝負です。
模試でも試験時間中に眠くなることがしばしばあったので、危険信号が灯りました。

そこで、ふと数年前に利用していた「酸素カプセル」の存在を思い出し、朝9時から酸素カプセルで休養を取ることにしたのです。昨年は試験会場周辺のココスで2時間ほど見直し学習をしましたが、今回は断念。
見直し学習に加えて体調を優先しなければなりません。

とにかく体調も考慮しつつ、試験解答用紙に自分の実力を全反映させることだけを考えました。


12時10分に試験会場に着く

酸素カプセルで40分間休養取ったあと、 試験会場の手前の駅で軽食のサンドイッチをランチ。
食べながら見直し学習です。

行政法と民法を中心に、あと基礎知識の足切りが怖いため、行政書士法と個人情報保護法の最終まとめを実行しました。

そして、12時前に移動を開始し、12時10分に試験会場に到着。



去年と同じ会場、日大 (船橋)です。去年と同じ10号館。
ただ、去年は4階でしたが、今年は1階でした。
これは何を意味するのかは分かりませんし、そもそも意味があるのかも不明。


12時30分にマインドチェンジする

12時30分に試験概要の説明が始まります。
その時間を境に自分の考えをシフトチェンジすることに決めていました。

12時30分までは「300点満点を狙う」心意気で勉強する!
12時30分からは「180点をもぎ取る」ことに意識を集中させる!

つまりは、全方面で準備をしておき、試験直前には「適切な時間配分」「忠実な問題解法」に集中力を切り替えるということです。


時間配分と問題解法については別の記事で紹介したいと思います!



試験中での出来事を列挙!

試験中の出来事を箇条書きしてみます。

  1. 試験5分前。緊張で呼吸が浅くなり、 深呼吸するように努力する
  2. 試験開始。一気に「戦闘モード」に入る
  3. 基礎知識からスタートし、予想以上に簡単なことに驚く。
  4. 次に行政法。比較的落ち着ける。目標である14時10分にクリア。
  5. 記述問題へ。行政法記述は出題意図が全然わからず戸惑い、スキップ。
  6. 民法記述。1問目の先取特権は思いついたものの、2問目の文章構造が複雑でスキップする。
  7. 民法、商法会社法の選択問題へ。途中、お手洗いに行きたくなり、挙手をして離席。
  8. 多肢選択問題へ。 3問とも見たことがある問題。
    しかし「先例としての事実上の拘束」か「事実上の拘束としての先例」かで迷う。
  9. 最後に基礎法学と憲法。 15分しかなかったのでさくっと終わらせる。
  10. あ!試験時間7分前にほったらかし状態の記述2問に気づき、大慌てかつ秒速で解答を考案、記述。


180分の中にいろいろなストーリーがありましたね。



試験終了後、放心状態に。

試験終了後、駅まで向かうも放心状態。
駅では受験生が大挙して列をなしていたため、一駅分歩くべく徒歩移動!

ところが、道に迷いまくり、となりの北習志野駅まで1時間かかりました。
後から考えると、この放浪は現実世界に戻るための適切なアクションだったとも思います。


1時間歩いて正解。



自己採点の結果、記述抜きで172点、のはず。

帰宅後、 一刻も早く自己採点をしたい衝動に駆られ、何問か自己採点をしました。
手ごたえどおりの得点になりそうな予感がしつつも、疲れすぎたので自己採点は翌日に回すことにします。


昨日は緊張状態で眠れなかったけど、今日は興奮状態で眠れませんでした…


今朝3時ごろに自己採点した結果、記述問題抜きで172点。
記述で8点取れば合格といったラインです。


20241110行政書士試験の自己採点
2024年行政書士試験の自己採点



去年の自己採点(記述抜き)は142点だったので、前年比30点アップ!
何とかなりそうな感じです。

が……

試験結果はあくまでフタを開けてみるまでわかりません。
正式な試験結果を見るまでは油断大敵!

一番怖いのがマークミス
今回は記述問題をロストしそうだったため、マークシートのチェックまで至らなかったことが恐怖すぎる。一問でもずれていると予想外の点数になる可能性もあります。


どんなホラー映画よりも恐怖満載だわ。



ということで、合格発表の1月29日まではわかりません。
両方の準備をしつつ、 今やりたいことを満喫しておきます。


今日は寝れるといいね!



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くわしくはこちらをごらんください!


この記事を書いたのは私です

ケンタ
ケンタ
1級ファイナンシャルプランナー、宅地建物取引士。
【経歴】1977年兵庫県生まれ。一橋大学経済学部卒業後、多種の業界で管理部門をほぼ経験しました!(IT、経理、経営企画、財務、人事、マーケティング)
【得意分野】人生設計やプラン作成、分かりやすく説明したいです。
【趣味】カフェめぐり(日本全国のスタバ旅など)グルメ、ストイックな勉強。