自宅を購入しようかな
今回の記事はこういう方向けに書きました。
私もマイホームが欲しい時期がありまして今までいくつか物件を内覧してきましたが、低収入のサラリーマンが家を購入するのは困難を極めます。
そこで!
まずは本を読むことから始めましょう!
今回は「年収が低いけど家を買いたいな」という人向けに必読の5冊の本を選んでみました。
家というのは何千万円もする大きな買い物ですから、気軽に購入決定できないですよね。
なので、なるべく多くの関連書を読んだほうがいいです。
少なくとも3種類の本をよむべきでしょう。
「3種類」というのは「マイホーム推進派」「マイホーム反対派」「中立派」です。
それを踏まえて5冊ご紹介します。
まずは、「独身こそ自宅マンションを買いなさい」から。
これはずばり「マイホーム推進派」の本です。
この本は端的にいうと「社会人になったらすぐに家を買って資産を増やそう」とマイホーム購入を全面的に推奨する内容になっています。
属性が高い独身のうちにマイホームを買っておけばよかったと後悔するかもしれません。
マイホームを購入する大きな理由の一つとして「家賃を払うのがもったいない」ということが挙げられます。
沖さんも著書でこう述べています。
家賃はいくら払っても後には残らない、回収不能の経費(サンクコスト)である。
「独身こそ自宅マンションを買いなさい」
家主が所有する賃貸住宅に家賃を払って暮らすことは、小作農が小作料を払って地主の土地を耕すことに等しい
小作農か……。
そう思うと家賃を支払うのがばかばかしくなるんですよね。
ただし、一点注意点があります。
本書のターゲットはあくまで「年収400万円以上の単身者」です。
年収400万円未満だと住宅ローンを申し込む際に銀行の審査がいっきに厳しくなります。
年収300万の人はまずは収入アップを狙うべきなんですよね。
マイホームを買うためには、属性を高めることが優先順位高いことをお忘れなく。
次は「新版 家を買いたくなったら」。
これは中立派の本ですね。
いきなりこのような結論が書かれていました。
結論から言ってしまえば、金利や地価や賃料の変化によって異なるのですが、生涯の支払い総額は家を買うのと賃貸で家賃を払い続けるのとではおおよそ同じです。
支払い総額は同じ!
ただ、家を買うのは附随的なメリットもあります。
「資産を持てる」という安心感と快適性ですね。
また本書では購入前の注意点や役立ち情報も盛りだくさんです。
具体的には「貯金を心がけるべき理由」「登記簿謄本の見方」「住宅ローン減税の注意点」「重要事項説明書のチェック項目」など。
ぜひ一読をおすすめします。
次に紹介するのは「サラリーマンは自宅を買うな」です
特に強調しているのが「税金」や「管理費」などの購入後のキャッシュアウトについて。
マイホームを購入する前には絶対にこれらの支出は想定しておかないといけません。
これ超大事!
ただ一点疑問だったのが「自宅は後回しにして先に不動産投資で収入を複線化する」という主張です。
一昔前では不動産投資での収益化も通用していたかもしれませんが、昨今は融資が厳格になっているので難しいですよね。
ただ、こういう本を読んで冷静にマイホーム購入の現実を知ることは重要です。
お次は、「年収200万円からのマイホーム戦略」
マイホーム中立派の本です。
タイトルからも分かるように低収入の私にはピッタリの本ですね。
(1)で紹介した「独身こそ自宅マンションを買いなさい」では、マイホームを購入するときは資産価値を重視しなさいとの主張でしたが、本書では「資産価値」ではなく「使用価値」を重視しなさいと述べられています。
つまり、実際に住むという観点からみて価値がある家を選びましょう、とのこと。
また、実際に値引き交渉をする際の具体的なアドバイスも載っているので必読です。
ぴしゃりとこんな一言も。
ただひとつ理解していただきたいのは、「家を守り、育てるマイホームを低価格で手に入れる」ということは、それほど簡単ではないということです。お金を貯めるのも借りるのもまた別の方法で集めるのも、それなりの努力と苦労が必要になってきます。
「年収200万円からのマイホーム戦略」
肝に銘じます。
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家を買うときはかなりテンションが高まっていますので、雰囲気で買ってしまいがちです。
しかし、家を買う前には絶対に知っておくべき知識もあります。
それを知っているかどうかで何百万円、何千万円もコストセーブできる可能性があります。
知識こそ正義です。
低収入で家を買うためには、まずは本を読むこと。
そして、資金計画を緻密に立ててしっかりと事前準備を行いましょう。
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